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2006年9月 5日 (火)

日本皇室と韓国純情漫画『宮』(邦題「らぶきょん」)~

翻訳コミックスが新書館より第一巻から三巻まで刊行中、九月中には第四巻刊行予定。
本国では今年上半期に実写ドラマ化されヒット。こちらでは現在、日本語スーパー付版がCSのMNETで放映中で韓流ドラマファンに人気。本国では来年にドラマ第二シリーズも制作決定済みという。

でその、原作だが、作者パク・ソヒのストーリーテリングやアイディアが侮れないのだ。

韓国に王制が立憲君主制下で存続しているという仮想設定で、ひょんなことから次期国王つまり王子、の嫁=妃殿下になってしまった女子高校生を中心としたラブコメマンガだ。

技巧的な見所はいくつもあるが、ここでは立憲君主制国家のシミュレーションという側面(笑)に絞ってみよう。以下ネタバレになる。

刊行済みの翻訳版の巻ではまだでてこないが、その先で、上記のヒロイン、チェギョンが慣れない宮廷生活でストレスが重なったか体調を崩し、宮中の女官達が対応策に追われ、すったもんだする。
私が原書でこれ読んだ後、こちらでは今も続く、雅子様のご心痛報道だ。ラブコメとはいえ、パク・ソヒの着眼点の的確さには舌を巻いた。

さらに巻が進むと、王子のシンの母上、王妃が懐妊する。ここで、今は亡き先王の妃、王大妃(とあちらでは呼ぶ)は動揺する。説明すると長くなるので省くが、過去に色々あって、彼女の息子ユルは、王位継承者序列はシンに次ぐ第二位なのだ。
もし王妃に男子が生まれたら、その子が序列二位に、ユルが序列第三位に下がってしまいかねない。
小泉総理が女系天皇容認で一気に皇室典範改正を目論んだが、紀子様懐妊での、あのうろたえぶり(笑)。無事出産が済むまで同案件は棚上げとなったことは記憶に新しい。

他にも欧州他の王室スキャンダルめいたエピソードもあり、パクソヒが以下に現実の立憲君主制国家に取材し、巧みに物語に織り込んでいるかがうかがえる。

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