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2006年9月19日 (火)

性情報と性の商品化と性教育

一口に性の商品化といっても、一昔前(というかインターネット普及以前か?)と大きく違うと感じる点がある。性情報の有無だ。

昔は、十代向けの雑誌や本等で、娯楽読み物として、性情報や特集頁がよくあった。
当然大人からは常に批判の的だった。

十代少女向け情報雑誌が流行っていた頃、各誌の性情報記事があまりに凄いからと、一部の議員さん達が規制の必要性をボヤき出したら(※あれは私の見た所では、マスコミ相手にぼやいたのが、新聞等で取り上げられただけだった)、変わり身の早い?出版社、編集部の方でさっさと、相継いで廃刊、誌面転換した。

もっとも、それ以外にも十代向けの本で、『ワニの豆本』『豆だぬきの本』といった叢書を覚えている人もいるだろう。
十代向け娯楽情報のシリーズでエッチネタもたくさんあった。類似した書籍はいくらでもあった。

こうした以前の十代向けの「娯楽としての性情報」は「大人が眉をひそめる」露骨さはあったが、情報としてはかなり正確なものだった。
ところがインターネットに普及した娯楽としての性は「情報」が欠落して「大人が喜ぶ商品」のみ氾濫しているように見える。

娯楽としての性情報が駆逐され、性の商品化のみ氾濫したこの時代に、「純潔教育」とか「生命を育む尊さ」とか哲学を講じるのはピント外れもいいところだ。

市場経済に娯楽としての性情報が期待できないなら、「性の技術情報」を教育で補完するのは必然だ。

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