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2007年4月 7日 (土)

NHK土曜アニメ新作三題

教育「風の少女エミリー」BS2「精霊の守り人」「彩雲国物語」

★この三本、いずれも小説原作、そして制作が順に、トムス、I.G、MAD HOUSEと実力派が揃い踏み(笑)で小説の行間をいかに埋めていくか、腕前を競い合う?。
★「エミリー」はかのモンゴメリ女史原作で、OPテーマは堀江美都子、と往年の名作アニメ復活を目論むか?
★と思いきや、それだけでは収まらない?。喪服姿の一同が誰が孤児となったエミリーを引き取るかをくじ引きで決めるという、実に非人間的な(怒)場面で、雷雨までいきなり降ってきて、これは笑うところか?ホラー場面か?どっちにしてもこんな演出をするとは実に恐い。BSフジの「レ・ミゼラブル 少女コゼット」と対照的な演出で両作共々期待。
★「精霊の守り人」はスペシャルの先行放映に続いて第一話再び。余談だがこの「衛星アニメ劇場」収録時点、ナビゲーターのかかずゆみと吉田智則は、まだ作品を観られなかったな。一言も触れられていなかった。
★先行放映でも、原作ファンに「旨そう」と評判だったのが、バルサが食べようとした豚丼。実は私は、どうしても旨そうに見えない。
★その理由は、再見してもやはり思うのは、良くも悪くもI.G神山組の特色なのか?美術の全てが、癒し、温もり、やわらかい質感の「自然」ではなく、人の依存心を弾き返すがごとき厳しい自然、金属的鉱物的な(というよりズバリ、コンクリートと鉄骨のような)質感に見えるからだ(私には)。冒頭の荒涼とした岩山の山肌こそが「自然」に見える。
★それが、豚丼、宮廷の布団にも連想され、みんな肉や布より「玉」に見えてしまうのだ。そして一切があの二の妃の「宝石類」に収斂されていく(ように見えてしまった、あくまで私には)。
★見える見えるって我ながら眼鏡、直した方がいいかも。
★そしてあの川の水、濁流と藻で暗色から緑に濁り、日光で黄に。それが青くなったのはあの異界が現われた瞬間だけだ。この世界で青いのは空と異界だけというのかもしれない。
★「彩雲国物語」は第二シーズン、OPテーマも同じ。OPアニメは一寸切れ味に欠けるような。内容も第一シーズンの直後で、何も印象変わりない。
★これで1、2ヶ月程休みだったのは、アニメ制作側の都合ではなく、私の想像ではNHK側の事情だと思う。スキャンダルによる受信料大幅減収で「チャングム」の稼いだ儲けを帳消しにしたあの年、「雪の女王」を1ヶ月繰り上げ終了させて制作費を浮かしたことで、ヘンな癖をつけてしまったな。
★そういえば、これはオーソドックスな?中華趣味ファンタジー。「精霊の守り人」はエスニック・スタイル?のファンタジー。オリエンタルファンタジーの競作?として対照的に楽しめる。

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