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2007年4月25日 (水)

本感想:空はつながっている(児童文学者協会編)

イラク戦争をきっかけに編まれた新たな反戦児童文学アンソロジー。表題は、収録作の一編(濱野京子・作。新日本出版社)

表題作は、2003年3月、アメリカのイラク攻撃に反対して都内で行われた「ワールドピースナウ」デモに材を採り、主人公の少女の目を通して、両親、戦場ジャーナリストの叔父(イラクに取材に行って安否不明)、祖母の三世代のそれぞれの「反戦」意識とその行動を描いている。

私が同作の読後感は、その内容の巧拙、是非ではなく、あの時の自分への悔恨だ。思えば私は諦めが早過ぎた。日本の対米依存、従属という「現実」は否定しようのない事実であり、アメリカが開戦を決意すれば支持を表明しなければ、日本の安全保障も経済も立ち行かなくなると割り切ってしまった。

そしてある意味予想通りの終戦。しかし戦後の誰も予想し得なかった泥沼状態。やはり諦めてはいけなかったのだ。

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