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2007年5月19日 (土)

アニメ感想:精霊の守り人 7話

「チャグムの決意」

ようやくかかずゆみと吉田智則が「守り人」に触れられない理由に気がついた、収録に制作スケジュールが追いつかないのね。反応が遅い己の頭が恥ずかしい。

動画そのものはあまりよくなかったようだし、特番で散々ネタ晴らししてるから話に意外性もないが、背景美術が実に面白いので眼が離せない。

未だ引っ張る皇子の葬儀、帝の石造の相も変らぬ、上にバカがつくデカさ・・・もったいぶった荘重さによる神聖国家の権威付けが寒々しい。第一皇子も咳き込んでいて病弱なのをうかがわせる。

山に入らずに市井に身を潜めるという趣向がIG神山組らしさか、チャグムの「民草」が笑わせる。家を見つけてきたタンダが来る場面は、映画の追跡や逃避行の場面そのものだ。東京やNYの大都会の喧騒のなかに潜伏する演出にそのまま置き換えられる。
しかしこれがIG神山組の持ち味ならば吉と出るか凶と出るか?

飯屋の女将はタンダやトロガイと同じヤクー。袖と鉢巻の文様で分かる。
あれは間違いなくモデルはアイヌだ。アイヌに限らず山岳狩猟民族は、大きな模様を縫い付けたり彫ったりする(※動物を彫るのは伝統ではなく、近現代の観光事業向けだ)。文字を持たなかったから口承と文様が伝統だった。
そして彼らは農耕民族に駆逐される。

久し振りの飯はギショとしし鍋か。
シュガは眼に隈が出来ちゃって打ちひしがれっぷり?がよく現われている。

バルサとチャグムの金問答は本当に吹き出した「寝るのにも金を払うのか?」傑作!

大家の家の軒先の魔除け?の骨が面白い。ナージの頭蓋骨か?ナージの骨ならばあの家はヤクー人か。あるいは新ヨゴ人の農家がヤクーの風習を取り入れたか?
あの閑散振り(娘夫婦は畑か?)は今日の老人問題も風刺している?

どう見てもタンダが母親的(「まるで武人の妻だ」といっていたのに、本当に自分を分かっているのかタンダ?)、強いて言うならバルサは親父だよ(笑)。
「カネ」で終始悩むチャグムがよく描かれていた。

ん?今回のチャグムのテーマって「僕はここにいてもいいんだ!」(BYエヴァ)(笑)。
星読み盤もデカイ。しかし凝ったデザインが圧巻。あの天井はヒスイかギヤマンか?


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» 精霊の守り人 第七話「チャグムの決意」 [よう来なさった!]
今までと比べると、かなり地味な内容だったかもしれないです。 でも地味な回なりに見所も多く、内容によって違う面白さ まぁつまり、多彩な面白さが得られるのも、このアニメの良い所ですね。 今回は、サブタイトルの「チャグムの決意」でわかるとおり 過去と決別した....... [続きを読む]

受信: 2007年5月19日 (土) 16時46分

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