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2007年5月 5日 (土)

アニメ感想:精霊の守り人 五話

「秘策、青い手」

前半、ドラマがほとんどタンダの家の一室の中だけで展開して、まるで舞台の一場面を観る様な空間劇。要(かなめ)は、砂かけ婆、じゃないトロガイ。存在感ありすぎ。しかもしゃべっている間、常に「動いている」ところがミソ。見るこちらも気が抜けない。

しかもこの空間劇、一口で言うなら「かつて知ったる他人の家」前回のトーヤ、サヤもそうだったが、トロガイも動作に全く躊躇も無駄も無く、飯は食うわ、器出して酒を飲みだすは、深刻な話をしながら、動作を観ていると思わず笑ってしまう。

ドラマも掘り下げられている。会話だけの場面だが、単なる説明ではなく、各自のエピソード、思惑、立場などがうかがえる。そんな中でもやはりトロガイ描写がインパクト抜群、台詞に重みがあるし、表情が実に細かく描かれている。

アニメを観る前は、異界の説明をどうやって演出するんだろうと気になっていたが、1話の二ノ妃とバルサとの駆け引き、今回、といずれも正攻法で、しかも、密室劇といってもいいやり方で原作に挑んだ?スタッフに感嘆している。特殊効果もずばりチャグムの胸に顔を沈めると、一回目どうよう水のモチーフでそこに、トロガイの顔がぬー~と(笑)。別の意味でインパクト抜群。

そして宮の服喪した城下街、かな?やはり毎度の事ながら、ばかばかしいほどの道路の巨大さ。巨大な牛車や大行列が通るんだろうな。葬儀の棺もデカかった。

そしてシュガの出番、秘密の書庫への入り口はこれまた巨大な箱根細工!これは傑作だと思った。やはり新ヨゴ皇国は日本モチーフね。しかしこの箱根細工(と思いたい)は考えたね。考えたと言えば、碑文は、おそらく石版に刻んだもの。これは大陸式だね。紙より、「古代」に説得力が増す。

そして後半、いきなりアウトローものかフィルムノワール映画みたいになったぞ(笑)こういう方がⅠ.Gの得意分野だから癖が出たか?。
原作では端役の青い手に役を回してきた。あとでキャストを観たら頭領は「着流し」とは(笑)。ご丁寧に片目のアウトローで、その着流しは、帯を結ばずに二つのリングに通して締めている。風俗の隅から隅まで凝っているねえ。

も一つおまけに、こんな時ぐらい俺を頼れ!とひがむタンダ。胸が痛む。しかし何も知らない仲間をあんな裏の連中の所に使いに出すバルサも相当、性格悪くなってないか?(原作よりも?)

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