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2007年6月30日 (土)

韓国純情漫画『らぶきょん』真実と愛と自由の重さを問う第十三巻

原作パク・ソヒ。翻訳佐島顕子。新書館。ドラマ化もされた韓国気鋭の女性漫画家のヒット作の日本語版。

外務省の第一回国際漫画大賞で、賞は逃したが、選考対象リストの十九作品にはなった。
私的にははっきりいって受賞にならなかったのは残念。見る目がないねえ、と捨て台詞。

さて、国王による、祖父危篤の知らせに緘口令が敷かれたことは知らぬまま、王室で生きる事を決意したチェギョン。『あとどれだけ失えばシンのそばに近づけるの』。

しかし、国王から王位継承を巡る真実が明かされる。その衝撃に王妃、シン、ユルは・・・。
三人三様の対応が圧巻。

ユルは、大逆転をかける。例え自分が得るものはなくなっても、ただチェギョンの為に。
王室秩序維持の為に、犠牲を払う決意をする王妃。
切り札がなくとも真っ向から立ち向かう決意をするシン。しかし己の心は誰にも閉ざしたまま。

事態に直面した人々が誰もが王室を敬愛している。その皆の心に今、チェギョンが存在している。誰もがチェギョンを愛している。にもかかわらずチェギョンのアイデンティティが蚊帳の外に置かれている、この矛盾。物語はどこに向かうのか。

※賛否両論のギャグシーンへの転換は、今回は、前巻より拍車がかかったか、新参ミル嬢、コン内侍、ユル、チェギョン、シンまで大暴れ。

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