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2008年11月28日 (金)

マンガ感想:3月のライオン 2巻 羽海野チカ

こんな将棋マンガみたことない!の第二弾。

第一巻でも、もらい泣きしてしまったが、今回はそれ以上だった。先ず最初の二十頁でもらいなき、次に、二海堂の熱い熱い押し掛け友情と情熱の暑苦しさに、またしてももらい泣き。

現れた香子の姿が実にいい。なんで、こんなに知ってんだ。アブナイ男と暮らしてるのに、棋士のことを、芸能人情報みたいに?というツッコミは無粋というものだ。
毒婦というか、いや、彼女こそ桐山零の真の壁であり業であり、修羅そのものだ。彼女は間違いなく桐山零の初恋であり零は今も彼女を愛している。
でもそれは未だ、彼の本当の恋じゃない。人間らしい恋じゃない。あるいは、今の香子は、零の見ている幻で、実在しなかった、というアクロバッティングなオチだったとしても私は驚かない。

そして計算しつくしたかのような、今巻の素晴らしいラスト。零が内なる獣に目覚めて苦悩する姿は、私には、獣になろうとしているようには思われない。
今まで人間ですらなかった零がどんどん人間らしくなっていくように思えた。その苦悩の叫びを眺めて私は「そう、それでいい」と先ずほくそ笑み、次には喝采を贈りたくなった。

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