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2009年4月29日 (水)

韓国純情漫画感想:「シエル ラスト・オータム・ストーリー」魔法そのものが百合の3巻

イム・ジュヨン作。佐島顕子 訳。新書館。韓国純情漫画ファンタジーロマンの翻訳版。

韓国発の少女マンガファンタジーロマンスの第三巻。ストーリー的には先ずはイヴィエン・マグノリアが一段と頭角を現し、ジェニュアリー(今巻の表紙。男子ですよ)、ラリエット嬢のキャラクター描写も深まるが、今巻最大の見所は、何といっても遂に明かされるこの世界の魔法の仕組みだ。

読めば分かるのでネタばれは控えるが、この世界の魔女のシステムそのものに「百合」が仕掛けられているのだ。
百合やBLのマンガや小説は、今ではシチュエーションは色々あれど珍しくもないが、ストーリーやドラマの前提である、世界観そのものに百合を仕掛けた。しかもそれを大袈裟なドラマやクライマックスにはしない、物語の前提としてさらっとシンプルに説明してしまう。
繰り返しになるがこの軽妙さこそ、この作者、作品の持ち味なのだ。
他には、ドーターや、イクリーチェ、ユーディスコンビもいい味出してきてる。
個人的にはオクタヴィア先生の辛辣なイヴィエン評価が楽しい。何より日本語版ではこのミス・オクタヴィアの口振りが笑える。翻訳した佐島顕子先生に拍手。

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