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2009年9月 5日 (土)

アニメ感想:獣の奏者 エリン 第34話

「イアルとエリン」

三十話以降は本当に一気にアダルトバージョンだなあ。原作以上にキナ臭さを演出している。王獣とセィミヤ王女の毒見役が同時に毒殺未遂。そして仮面の男たちの暗躍と、エリン、イアルとの解毒薬争奪戦。この緊張感は、基本的に絵本的なファミリーアニメの意匠をまとっている分だけさらに増している。
モノクロームの夜の帳の中に緑色の毒だけが輝く、これはマジで怖い。薬を無事に運ぶための駆け引きの緊張感。囲まれたと知るや自ら毒をあおって自死する仮面の男。吊り橋の攻防。アダルトアクションだぜ。
そういう中で、イアルの「おまえは誰だ」「エリン!」、名前を呼ばれて笑うエリン、政治の裏に刹那的に生きる男と、人生を真剣に全力で生き抜いている女のドラマだよ。子供に見せるにはもったいない。グッと来たね。
そしてエリンを通してまたしても人と動物との関係についての根本的哲学的な問いかけ。ペット大国でありながらそのペットも大事にしない日本人社会への重大な戒めだ。テレビの前で家族みんなで考えよう。
そうそう、セィミヤも真王より背が高くなっていた。彼女もこれからその背丈に相応しい試練の時が迫っているのだろうな。

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