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2009年9月11日 (金)

マンガ感想:ちはやふる 6巻(講談社 末次由紀)

毎巻、目を見張るようなあざやかな色彩と発売の季節に合わせた旬の植物が美しい表紙だが、今回は、ちょっと力を抜いた感じの色遣いで、これもまた良い。

さて、5巻でずばり、速さを捨てろ、と師匠から宣告を受けた千早が、またしてもスポ根のお約束(?)壁に突き当たる。しかし、この壁となり立ちはだかる相手が、チャーミングなおばさんとは、またしてもこちらはヤラレタ、という感じだ。作者の復帰作「ハルコイ」も想起した。
まさにおばさんをなめたらアカン。これまで身体能力だけで闘ってきた千早が(大江さんから、文化背景を嗜む楽しみは教わったが、まだまだ甘かった)熟練した勝負の駆け引きを知る。
その一方で、今回は仲間たちの四者四様の個性的な勝負の描き分けが素晴らしい。勝負を通じて各々の勝負テクニックから葛藤まで、心身ともに、挫折と成長を繰り返していく姿の浮沈は圧倒的だ。
(個人的には、やったね肉まん、否、西田君!カッコいいよ)
さらに、ここにまた一人、挫折を克服して、傷を癒した若鷹が再び飛翔する、という処で次巻への引き、巧い!
作者のマンガテクニックから巧みなかるたテクニックまで描写力とアイディアの技巧には本当に舌を巻く。最後に、また言うぞ、勝たなアカン!作者!

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