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2009年11月21日 (土)

アニメ感想:獣の奏者 エリン 第45話

「かごの鳥」

「この国のゆがみを正す」「清らかなもの」「おまえも囲われた道具」胸のいたくなるフレーズが繰り返される。ケガレを一身で背負ったかつての英雄・・・ハレとケガレとは文化人類学者のセリフだったか?
だが、齢をとってくると痛切に感じるのは、文化とは洗練されたものだけでなりたつものでは決してない。人為的な秩序、美しいもの、秩序だったものはいつかひずみが来る、それはゆがみではな
い。故に封建体制、王国もまた滅びは必然、永遠の繁栄はあり得ないのだ。
とまたしても、もの思いに耽ってしまう、この作品は。
原作も終盤は加速しているが、アニメはさらに、セリフでドラマを進行するのね。そこでキリクの出番、この為の毒薬担当だったか。しかも剣の腕もセ・ザン並みか。これで、キリクに喋らせればちゃんとキリクがあのタイトなストーリーに絡める訳だ。
エリンは宿命を背負っているが未来がまだ残されている。だがキリクの辛い立場に明日はあるのだろうか。既にあまりにも罪を犯してしまっている。キリクの存在によって原作のタイトさがさらにハードなドラマになっているなあ。

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