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2009年12月13日 (日)

マンガ感想:ちはやふる 7巻(講談社 末次由紀)

祝、「このマンガがすごい!2010オンナ篇」一位。

個人的には宝島社の企画ってどれも好きではないんだが、末次由紀は勝たなアカン、今年は、本屋(訂正)書店員が選んだマンガ大賞と併せて2冠獲得。彼女は間違いなく読者に選ばれたのだ。これだけでもジーンとくるのに、七巻もジーンとくる。
表紙は、今回は随分肩の力を抜いてきたな。で大江奏ちゃんか、この調子で、肉まんくんや机くん・・・はやめてほしいなあ。
傷ついた少年が帰ってきた、作者のカムバックとダブってジーンとくる(っていい加減オレもしつこいよな)。
しかし感傷はそこまで。見事なスポ根マンガのパターンが、少女マンガの職人技で、洗練された形でたたみこんでくる。これまでの耳の千早、音の無いクイーン若宮、そして今回は流水の綿谷新、彼もまた天才だったのだ。その見開き表現がスゴイ、見開きで止めるではなく、動を見せられた。
そして千早は、新の姿に、クイーン若宮をダブらせる。この展開にも驚いたが、さらに驚いたのは、後半、クイーン若宮が、闘いたい相手としてイメージしたのは!。この対照。末次由紀はスポ根できちんと伏線が張れる。
他にも対戦相手ごとに驚くべきキャラクターを繰り出してくるスポ根のお約束もばっちり。天才秀才努力型可愛い型(!)、読者に深い共感から反感まであらゆる対人感情を呼び覚ます。
さらに今巻のワンポイントは、指のタコ。も一つオマケに、一段と手描きの線が素晴らしい。

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