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2010年6月18日 (金)

韓国純情漫画感想(20100618)読んだ原書あれこれ

キム・ヨンジュ「PLATINA」14巻(完結)

全ての争いの種である、「人魚の涙」は北の魔法使いナオが自ら食べてしまう(?)ことでナオ自身と共に消滅してしまった(らしい)、ジェニンの呪いは解け狐になることはなくなり、そして皆コプリス城から様々な理由で散って行った。アウナは独りになってしまった。しかしアルデール城の魔女姫ベルロットの出入り商人ミューは謎の言葉、Nefferr を伝え、アウナがそれを調べてあれこれ行動するのを常に見守っている。ラストシーンは複葉機に乗ってジェニンが会いに来たようだ。アウナ最後のモノローグは「私は今、ジェニンに会いに行く。だからその時までアンニョンィカセヨ、タニョオルケヨ。」ごきげんよう、おかえり。というところかな。
14巻は通常のコミックスより分厚い。でも結局、キム・ヨンジュは、肝心なことは読者には何も説明しないまま最初から最後まで通してしまう。でも、構成が中途半端だとかシュールな作品だとか前衛作品という印象じゃない。雰囲気だけで読者を納得させてしまう表現力(絵が、ネームがという問題じゃない、マンガとしての総合的なものだ)のある稀有な個性の持ち主だ。

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