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2010年8月21日 (土)

韓国純情漫画感想(20100821)

最近読んだ韓国の純情漫画(少女マンガ)の原書あれこれ。

★「マリアン・クロニクル」4巻ユン・チウン(大元CI)
ルーン魔法を題材にした異世界ファンタジー漫画で期待の作品だったのだが・・・コミックスのカバー見返しの作者の言葉が「この話を読んで皆さんがその先を想像してくれればうれしい」という意味だったので「?」と思ったが・・・この世界の過去に起きた災厄の原因がようやく語られたと思ったら、そこまで・・・打ち切り?唖然。作者は新人ではなく色々な作品を描いている中堅だった。私も「破閑集」という同名の説話集を題材にした怪談漫画を読んだこともある。それだけに残念だ。
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★「Tiara」5巻。作画カラ。原作イ・ユニ(ソウル文化社)。
フラシアンという長命の特権階級(貴族)、その僕である人造生物ホムンクルス(この漫画では、主人であるフラシアンのアクセサリーに姿を変える力と、主人であるフラシアンのために魔法を使って闘う能力がある)、被支配階級であるエラン(平民)。この三者によって構成される世界を舞台にしたファンタジー漫画。物語は過去の大戦の孤児をフラシアンが後見人となって養育すると、その子供達は「ペット」と呼ばれる国で、屋敷の外も自分の後見人も知らされない少女ペット「フェイ」が屋敷を出て士官学校に入学することから始まる、生まれて初めて知る外の世界だが、ハッキリいって傲岸不遜な性格、怪力、高い学力を有し、しかも自分がペットであることをいじけることなく、後見人の正体が分からないなら、ペットたる自分の飼い主を自ら決めると意気込み最初っから大暴れ。さらにフラシアンにしか使えないホムンクルスを提供される。。
五巻までに分かったことは、彼女は女王候補の一人。実はペットではなくフラシアンであり、女王の長女であり、正当な次代女王候補の妹がいた。だがフェイ自身は、ある事情で王族の義務である手術を受けていない為に、王族の資格がない。故に世に出てはならない鬼子扱いだったのだ。それが、王宮付きの預言者の謎めいた未来視を警戒して、妹に不測の事態が起きた時の代わりとして、世に出ることが許された、というのだ。
原作担当のイ・ユニは本業ゲームクリエイターだそうで、ゲームと漫画のコラボも意図して世界観を作りこみ、コミックスには毎巻、巻末にこの「Tiaraワールド」の詳細な解説が掲載されている。これが読み物としても結構面白い。
作画のカラも漫画としての力量は十分で、今後も期待のエンターテインメントだ。

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