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2011年4月16日 (土)

韓国純情漫画感想:読んだ原書あれこれ(20110416)

★「Siesta」2巻イ・ヨンユ(이영유)(鶴山文化社)関連記事はここ。かつて超能力者が排斥されていたが、超能力者の英雄グランデが現れてその人権が、軍人、警察といった治安維持担当職として認められた世界で、低レベルの能力者ヒロインのディアが、何故かグランデの一族から、当家の次男坊シド・レオンのお目付け役としてスカウトされ、能力者専門の王立学校に入学する。その描写から見るとこのグランデ一族はすこぶる胡散臭い。果たしてその目的は、ディアの本当の能力とは?という話だが、またこのシドの性格がすこぶる悪いのに、甘やかされている。兄のファズは学校内の治安維持に邁進していてシドを激しく憎悪している。その骨肉の争いも、ディアの過去=やはり超能力者であった母親の悲惨な人生の描写が、かなりハード。一族の真の狙いは、シド、ディア、ファズの誰の力なのか、まだまだ予断を許さない。

★「奇妙な生物学(기묘한생물학)」ハン・ヘヨン(한해연한혜연)ゴブギブックス(亀ブックス=거북이북스)。兒塚 を完結させた作者の、生物学のトピックを題材にしたホラー短編集。とはいっても、生物学SFという訳ではなく、あくまで人間の、特に女性の心理を鋭く抉りつつも淡々としたタッチで描いたサイコホラーもの。立て続けに恐怖作品だったが、現代女性の心理描写の第一人者として今後も期待大。余談だが、このゴブギブックスという出版社、直訳すると亀ブックスであり、社のロゴマークもズバリ亀なんだが、GO-BOOK-E-booksという従来型出版と電子出版を合わせた方針もさしている語呂合わせではないかと私的には思っている。

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