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2011年8月 6日 (土)

本感想:新井素子「グリーンレクイエム」

学生時代に読んだからもう二十年以上前、当時の新井素子の代表作の一つ。何故か唐突に今、ふっと(笑)思い出したのだが、読んだ当初から「これは違う!」と不満があった。クライマックスのところで主人公の青年が女主人公の少女の秘密を聴かされて動揺した(あるいはヒロインにはそう見えた)姿にショックを受けたヒロインは自ら命を断つ。
ここで当時の私は、ここで青年は見得を切る所だ(笑)と「確信」したのだ。つまり「それがどうした、彼女を殺して生存する世界に何の意味がある?そんな世界は滅んでしまえ!。むしろ俺が彼女の血肉になれるなら本望だ!」と。
で、ここで今になって気がついたのだが、これって後の世で言うところの(またしても笑)「セカイ系」って奴じゃなかったか?と。当時どこかに書いておけば、後世(しつこく笑)にセカイ系の萌芽として引用されていたかもな?(失笑)
とここまで考えたら、つくづく評論家や批評家になれないな、機を見るにこうも鈍感じゃ、と結論として改めて思った。

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