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2011年9月15日 (木)

マンガ感想:ちはやふる 14巻(講談社 末次由紀)

アニメも目前で、そっちへの期待もゾクゾクする。今巻もダレるどころか、また新しい個性と表現を堪能した。正直言えば、千早と相手の、どっちが札を取ったのか絵からはもう分からないのだが、これはわざと分からないように描いているな、そういうレベルではない、という演出だ。
描かないことで表わす一方で、また驚くべき表現も次々と開発されていく。
団体戦には団体戦の勝負の世界があり、感動があることを描く一方で、クイーンを通じてあっさり茶化して緩急の妙を見せつける。但し、これまでの巻で描かれたこの天才少女の「鳥人間コンテスト」好きはよく分からん、ジャンルは違えどあれこそ団体競技の極みだぞ?。
選手個人の個性以外にも、層の厚い富士崎、という設定で思い出したのは、大学駅伝(笑)、学生時代、陸上部の部長をされていた教授の言葉を思い出した。「うちはいつも10人揃えるのが、やっとなのに、順天堂や日大は、選手予備軍がン100人単位で常時揃っている、いくらマスコミが騒いでくれても練習段階で結果はほぼ分かっている」と。やはり「ちはやふる」は単にかるたじゃない、あらゆるスポーツジャンルのエッセンスが脚色・導入されている。
今巻のキーワードで忘れちゃいけないのは、クイーンのぼやき「この程度の耳や」だ。この後、千早の耳もまた成長するが、クイーンや名人、そして新たな相手も、様々な耳を持っている。その耳に応える読手を「多彩」と表現する作者のペンもまた、うなりを上げるかのようだ(カーレースか?)。

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