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2011年10月15日 (土)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20111015)

連載終了相次ぐWINK誌(서울문화사=ソウル文化社)当然新連載もある、目玉は、先に連作「Martin & John」を完結させたパクヒジョン(박희정)の「Q열(熱)」のようだ。パクヒジョンは、現代韓国純情漫画家としては破格の扱い、代表作「ホテルアフリカ」は、再刊復刊が繰り返され、供給が途絶えたことがない(同様な例は、チョンゲヨンの「オーディション」のみ)。その作風を、私は「スーパーリアリズム」と呼んでいる。細部まで繊細、かつ、くっきりとリアルで時に毒々しいとさえ思える輪郭線が持ち味だ。
新作は、アオリ文句が「ミステリー・ダーク・ストーリー」。
主人公は一人の中年男性。4年前、息子が誘拐された。犯人は、数年にわたって子供ばかり誘拐しては殺害した連続殺人犯。被害者で生き残ったのは息子、ただ一人。発見されたとき、自殺した犯人の脇で4日間放置されていたという。そして 8年間、息子は15歳まで、ひきこもり続けていた。・・・その部屋が大ゴマで描写されているが、明らかに心のどこかが壊れたことをうかがわせるゴミ部屋だ。
そして1話目のラストでいきなりこの息子が自殺してしまった。すると、父親のケータイに、不審なメールが入り始める。息子の幼少時の写真と共に挑発するようなメッセージを送ってきたり、息子の葬儀の遺影をバックにVサインをして見せた手のアップを写メにしたり、単なる嫌がらせか異常者か、いずれにせよこの親子の事情に詳しく尋常ではない・・・まだ始まったばかりだが、純情漫画で父親の地獄の業火に焼かれるような苦しみを描いて、どのような反響が得られるのか、注目している。

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