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2011年11月 5日 (土)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20111104)

「DoDoRi(ドドリー)」이은(イ・ウン)作(ソウル文化社、WINK誌連載中。コミックス現時点で2巻まで刊行中)。
イ・ウンには過去には「분녀네 선물가게(ブニョのギフトショップ)」全10巻(ソウル文化社)という代表作がある。基本的には、不思議なお店の売り物と客にまつわる奇談、因縁話ものだが、韓国独自のシャーマニズムあり、洋風ゴーストものあり、異常な愛あり、とバラエティに富むが、全体の統一感を無視した連作だった。その次作「DIY Girl」全5巻(ソウル文化社)は、現代韓国の私立美容整形手術専門病院を舞台にした、美容整形を通じてアイデンティティのあり方を問う連作ドラマ。これも病院の外科医にも事情があったり、手術するエピソードもあったが、患者の相談を受けただけで手術を結局しないエピソードも多かったような気がする。連作ものは日本なら話のパターンを先ずきっちりと統一させるものが多いが、イ・ウンは構成に関してはむしろ破天荒なところがあり、これが好き嫌いが分かれるところかもしれないが、私は目が離せない。
「DoDoRi」は、何か大災害を経てすっかり汚染された後の地球で、原始生活に戻ってしまった人類の生き残りの物語だ。タイトルはヒロインの名前で、このドドリーの前にコールドスリープから生き返った青年が現れるのだが、読者の期待に反して?ちっともロマンチックな話にならない。それどころか青年はドドリーのペット扱いで、人々からは、かつて存在したと伝えられる猿だと思われ「ウータン」と名付けられる。ところがこの青年、実は過去の遺伝子工学の粋を集めた人造人間だった。身の危険か激情か何かをトリガーとして、巨大なヒューマノイド型のロボットに変身して、大暴れするのだ。今のところこの秘密を知るのはドドリーだけ。完全なSFマンガで、果たしてどこまで空想の翼を広げられるか(笑)楽しみだ。

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