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2012年1月14日 (土)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20120114)

★「Lady detective(レディ ディティクティヴ)」3巻。原作전혜진(チョン・ヘジン)。漫画이기하(イ・キハ)。大元CI社。関連記事はここ
コミックスも3巻目で構成も工夫されますます調子が載ってきた感じ。今回は、ヒロインのミス・エリザベス・ニュートンが中毒死を巡り、青酸カリの化学のうんちくが披露されるのがメインだった。ここで、私が思う、この作品の魅力のポイントを記しておこう。
大英帝国文化と言えば、お茶やロマンスや代表格たるシャーロック・ホームズなど日本でも愛好家が多く、それらをテーマとした作品群も多いのは言うまでもないが、この韓国純情漫画がそれらに伍して(あるいは伍し得る)キーワードは何か。ずばり「『化』学と実験」だ。
この時代背景には諸説あるが、産業の発展が、鍵のかかる個室、その中で独りで楽しむ=趣味の世界を生み出した。自然科学が、それら趣味人の個室の中にも、科学捜査の実践、化学実験として表現されたのがまさしくホームズの部屋だ。しかし日本のシャーロックホームズのパスティーシュあるいはシャーロッキアンネタを読んだり見ても、この化学の要素は意外に少ない。
このマンガでは、先代当主、エリザベスの亡父は、膨大な蔵書と稀覯本を遺し、娘はその書斎から時代の婦女子離れした好奇心、知性と教養、行動力、本収集癖を身につけ、地下室で化学実験を実践する。
コミックス1巻では、エリザベスは、居合わせた貴族の屋敷の銃殺死体の検証を自ら行い、私邸の地下室で化学実験をし、2巻では、歴史と暗号を巡るミステリーがテーマだったが稀覯本収集癖を巡るやり取りが、話を転がしていた。

Lady_detective3

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