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2012年1月28日 (土)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20120128)

「셜록(The Sherlock Holmes Story)」1巻~2巻まで刊行中。권교정 作。鶴山文化社。(作者クォン・キョジョンの関連記事はここ。残念ながら本格未来宇宙SF漫画「自分勝手艦船ディオティマ」は4巻以降は出ていない。)
たんなる忠実なコミカイズではない。韓国純情漫画の実力派クォン・キョジョン(クォンギョジョン=作者の自称がGYO)がコナンドイルの原作を独自の視点で漫画化した。そのお手並み拝見。
シャーロックホームズのパスティーシュマンガは日本でも過去から現在まで小説からBL漫画まであまたあるが、決して遜色のない出来映えだ。その特徴は、原作以上にホームズとワトスンの会話シーンに重点が置かれていることだ。二人の会話を延々と、しかし飽きさせないようにコマ割り、構図を縦横無尽に変化させ(単なる屋内の会話シーンにマンガテクニックを惜しみなく注ぎ込んで)その会話内容と言えば、ワトスンとモースタン嬢との結婚についてとか、ワトスンが出て行った後の部屋の処理(そのまま空けておくよ、という結論)とか、モースタン嬢についての評価とか、さらに、モースタン嬢とワトスンの二人の会話シーンでも話題はホームズについて。その会話からホームズとワトスンの出会いのエピソードを回想したりとか。ホームズ一人の場面では、ワトスンの夢を見たり、ホームズが独りで、「すねて」いたり・・・・・・もったいぶった言い方をやめるならホームズとワトスンの絆、平たく言えば(あからさまではない、あくまで会話だけだが)愛のある生活描写、ホームズのワトスンに対する人間臭い感情に力が入っている。漫画化にセレクトされた作品も「独身の貴族=귀족 독신남」次が「ボヘミアの醜聞=보헤미아 왕실 스캔들」と、いずれも登場人物のロマンス、つまり女嫌いでストイックなホームズの推理能力が、男女の色恋を巡って発揮されるエピソード群だ。

Sherlock1

Sherlock2


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