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2012年6月 9日 (土)

韓国アニメ感想:真!韓国映画祭2012「Green Days 大切な日の夢 (原題소중한 날의 꿈/Green Days)」

本日12:10の回を配偶者と観てきた。試写会以来、ようやく観られたが、私にとって、この作品のインパクトとは何だったか、観ながら考え続けていた。
多分、普通とは逆だ。日本なら、リアルだろうがロマンだろうが、これはどうだ!とここぞとばかりに個性的な見せ場を仕込む所があるものだが、この作品は、あえてそういう個性を打ち消そうとしている所だ。アニメというより実写の青春映画そのものの演出は、手間暇かければかける程、実写にはかなわない粗が見えてしまうと、アニメファンにはたたかれるが、おそらくそんなことはこの映画の監督はお構いなしだろう。であるが故に終盤では、恐竜を幻視する場面が、メルヘンチックなカラフルな色遣いで驚きは増し、逆に、聾唖のチョルスの叔父さんが、ヒロインのイランと宇宙空間で人工衛星をベンチ代りに対話する(本当はタイプライターで筆談している筈)場面や韓国発の国産軽飛行機を操縦するチョルスの叔父さん、というありえない場面(叔父さんが聾唖である+実在する歴史的発明品を叔父さんが個人で所有しているという二点で、これはありえない)が自然なタッチで挿入されると違和感がない。
そして、私個人は、この飛行機のエピソードが一番好きだ。
※おまけ:この映画、本国でも映画館では3日しかけてもらえなかった、というすでに伝説化が決まったような作品であり、実際に観ていない人が多い所為か、当映画祭のプログラムブックもただでさえ少ない記述に残念ながら間違いがある・・・皆川ちかの解説には「60年代の空気」と書いているが80年前後なのは明らか。映画のあらすじと解説の、チョルスの説明個所はチョルスの叔父さんにこそ当て嵌まるものが、混ざってしまっている。

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