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2012年6月27日 (水)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20120627)

「아무도 모른다(誰も知らない)」2巻。이현숙(イ・ヒョンスク)作。大元CI発行。1巻の記事はここ
謎めいた온진환(オン・チンファン)だが、반아(パナ)に対する態度は普通で優しく、二人は学校内でも親しくなっていく。しかし、彼がヴァンパイヤであることは、ほぼ間違いない。母親은조(ウン・チョ)の回想シーンが描かれ続けていくのだが、少女時代、義父にセクハラされて苦悩している頃にチンファンは現れ、義父を始末してくれたらしい。
一方でカメラマンの青年の前に、もっと露骨に殺人や吸血行為を犯す美少年?が現れたのだ。カメラマン青年は、何でもできるとうぬぼれる吸血鬼少年に、二人で生きていく=共存が必要だと説得した(どうも美少年好きらしい)。共存という言葉を聞いたとき、この少年?が「昔、あいつも同じことを言っていた」とつぶやき、チンファンのことではないか、と読者に匂わせている。
さらに、ウン・チョの進路相談室内に、チンファンがいることに、前巻の男子生徒윤시열(ユン・シヨル)に続いて感じ取った女子生徒윤지(ユン・チ、かな?)が現れた。チンファンが「解説」してくれたところでは、チンファンのかけた催眠の効き具合に個人差がある為だった。
2巻目で、謎はわりとあっさり明かされた。ということはいよいよこれからは、ヴァンパイヤと人間のロマンスで見せていく、ということか。
※今回の表紙カバー見返しの所の、作者のコメントが、昔ビデオで観た映画「Paperhouse(ペーパーハウス)」の印象を回想していたのが個人的に驚いた。と、いうのは日本でも、バブル期にビデオで発売され、私もレンタルビデオ店で借り出して観たし、あの「SFマガジン」(早川書房)のレビュー頁でも紹介されたことがあったのだ。父親のいない少女が画用紙に描いた家が、彼女の夢の中に現れる、その夢の家を通じてある少年と出会う、この少年が実在して、しかも少女が絵に描き加えていくと少年の現実にも影響して・・・思春期の心理を描いたホラー映画の小品だった。この映画を観ていると分かるのだが、本編の扉絵の一つがこの夢の中の家の映像をモチーフにしているようなのだ。
日本の一中年男と韓国の純情漫画家の奇妙なシンクロであった(笑)。

Daremosirani2

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