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2012年9月22日 (土)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20120922)

「어화둥둥 내♥보르미」7巻。이윤희(イ・ユニかユンヒか?)作。ソウル文化社。現在もアップルストアに参加してWEBマガジンとして生き残りをかけている「WINK」誌に連載中の、時代考証ほとんど無視のドタバタラブコメ時代劇ファンタジーだ。
「新박씨전」というサブタイトルがついている(パクシジョン=朴氏伝(傳))。「朴氏伝」についての日本語の解説をしてくれているのは例えばこちら
で、問題はこの、本来のタイトルなんだが、どうやら「어화둥둥 내사랑」という有名な歌のシャレのようだ。この「어화둥둥」をどう訳すか、漢字語かと思ったらそうではなく決まり文句のようによく使われる固有語らしい。「어화둥둥 내사랑」の日本語訳でも単に「おお!我が愛よ」としているのもあるし。私的には、今のところ、漫画本編のイメージとしても合っていて、語呂も似ている漢字語をつかって
「威風堂々、我がポルミ」
で、どうだ?と思っている。ポルミとはヒロインの名ポルムを口語で呼び掛ける時の愛称みたいなもの。気の効いた訳があったら御教示歓迎(笑)。
女たらしの金剛山の仙人と月の天女との間に生まれた娘ポルム(生まれると父親は娘だけを連れて月からトンズラし、金剛山の住まいに結界を張って天女に見つからないようにした)。父親から教えられた仙術(道術ともいう)は身に着かず。得意なことは裁縫だけ。ただし自分が縫った物には術がかけられる。親父のくだらない都合から、地方の両班(ヤンバン)の息子の嫁になるのだが、ポルムが結界を出たので、天女が発見、自分を捨てた仙人に復讐として呪いをかけようとしたのだが誤ってポルムにかかり、半身に刺青のような紋様が付けられてしまう。呪いが解けるには、心底から愛されなければならない。ところがこのポルムの旦那様がやはり美形だが良家の放蕩息子で・・・というわけで、ポルムの苦労が始まるのだが、何事にも決して媚びないポルムは元気いっぱい、無理に旦那の気をひこうともしないで、周囲で巻き起こる様々な怪事件に首を突っ込んでは、大騒動を起こしつつ大活躍。そんな暮らしの中で、最初はポルムの紋様を気持ち悪がっていた若旦那様も、少しずつ心境の変化が・・・。作者イ・ユニは、これが初の連載だが、テクニックは最初から文句なし。ドタバタは韓国らしくあくが強いが、キャラクター達は派手で、個性がよく描き分けられていて、事件も恋のさや当てから、様々な妖術が絡む大事件まで変化に富んでいて楽しい。

Porumi7

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