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2012年10月 6日 (土)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20121006)

★「Tiara」10巻。原作이윤희(イ・ユニ)。漫画카라(カラ)。ソウル文化社。前巻の記事はこちら
前巻の夏休みの直ぐ続き。いよいよ、この国=アジェンド帝国の政党なる女王後継者であるフェイの妹=正式名リドラ・サセニア(사세니아)・アジェンド・オレン・第2王女=セヌー(세느)に、いよいよ女王、つまりフェイの母親の居るオレンに連れて行ってもらうことになる。
※以前は、アジェント帝国、妹の名はシェヌと表記したが、気が変わった。
オレンとは、アジェンド帝国を構成する複数の国の一つ。つまり帝国の支配者という訳ではない。複数の国家の上位にアジェンド帝国がある。
しかし、ここに敵=リュ―ン帝国の、以前から登場していた元王族の暗殺者=유영(ユヨン)がホムンクルス達を率いて本格的な襲撃を仕掛けた。セヌーから見れば、ユヨンは、自分が拾って面倒を見た記憶喪失の行き倒れ男。ユヨンの方も、この襲撃計画には、セヌーが絡むことは想定外で動揺するが・・・。
今巻の見所としては、王位継承者の秘儀の副作用で感情を無くした筈のセヌーが、敵の襲来を目前にして、覚悟の笑みを小さく浮かべて、フェイを脱出させたり、ユヨンに直接剣を振るい、自ら引導を渡そうとしたのに、何故か寸止めしてしまい、自分自身の反応が理解できず動揺する等、感情的人間的な面を見せた。
しかし物語は、戦闘の場で大規模な魔法の爆発が起こって、襲撃したリュ―ン側とセヌーも行方不明となってしまった。状況から見てセヌーは消滅して死んだ、と判断されている。
妹の死体を見るまではあきらめないと言いつつもショックを受けるフェイに、未来視を司る神官の息子、キスチェル(키스첼)は、「何があっても君は幸せになる。僕が幸せにしてあげる」と口約束をしてしまう。この言葉にキスチェルのホムンクロスは、激しく動揺する。この言葉こそ、6巻 で明かされた、キスチェルの超能力を他人の為に駆使することであり、彼自身の命を消尽してしまいかねない奇跡の力だからだ。
巻末には、世界観の解説として魔方陣が取り上げられた。この世界の貴族以上のクラスが通常の交通手段に代えて利用する移動方法で、魔法陣のある地点から空間移動を行うのだが、今回のユヨン等の襲撃計画は、この魔法陣、結界の破壊と、リュ―ン帝国側からの魔法陣のリンクでアジェンド帝国内部への潜入ポイントの確保が狙いで、フェイやセヌーのオレン行きが直前の日程変更で、この魔法陣襲撃と行き合わせたのは偶然だったのだ(だからセヌーがいたことにユヨンも動揺した)。

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