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2012年11月 7日 (水)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20121107)

★「인형가(人形歌)」3巻。이선영(イ・ソニョン)作。鶴山文化社。
1~2巻に比べると過剰な線が大分整理され見やすくなったかな。人形の少女、ウイ(우희)を捜しあてて遂に青年は再開した。しかし、ウイの父親(ということになっている)である両班(ヤンバン)に雇われている巫堂(ムーダン)少女は、二人を見つけると、連れ戻した。青年は父親に拷問されるが、ムーダン少女とその相棒の猫娘は、こっそりと二人を逃がした。しかし、今度は、ウイを作った梅の木の鬼神につかまるが、九尾の狐(クミホ)の妓女の妓楼に匿われる。但し鬼神にしても十五夜(満月)の日まで、無理に拘束するつもりも青年を傷つけるつもりもないようだ。ウイは結局自分のものだ、と大分自信があるみたいだ。
実はこの梅の木の鬼神も、元は人間の人形師だったが、瀕死の時に彼を愛したクミホの狐の呪術で永遠の命を吹き込まれて鬼神になったのだという。そのクミホも、人間だけしか愛せない、しかも自分が愛した人間には愛されない、という呪いを受けていたというのだ。
さらにこのクミホが、2巻で登場した三(産)神に、呪いを解くには、特別な毒を、愛した男に盛って殺すしかない、と吹き込まれた。彼女は未だ三(産)神からもらった毒を使えないでいる。読者から見ると、この三(産)神は、ただ彼女をたぶらかしているに過ぎないと見えなくもないのだ。
人、鬼神、人形、妖怪が演じる錯綜した愛の葛藤だ。

Ninngyouka3

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