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2012年12月19日 (水)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20121219)

「안티 레이디(Anti Lady = アンチ・レディ)」5巻。ユン・チウン(윤지운)(ソウル文化社)
4巻の感想はこちら
相変わらず、ユン・チウンの作品は他よりも読むのに時間を要する。
キム・サンホン(김상헌)税理士に告白されたチョン・イウォン(정이원)だが、その後の彼女の逡巡の描写は、(多分)読者の誰の想像とも異なった。
とにかく仕事中も、どう応えるかに悩むのではなく、「なんでこんなに仕事に集中できなくさせるのよ!」と内心でサンホンに怒りっぱなし、しかし、彼のことをどう思うか、どう返事するかという迷いや悩みが全然出てこない。サンホンに怒ってはいても、嫌いとも好きとも心理描写がない。そうこうしてるうちに、サンホンに、返事を求められると、もう一寸猶予を、と求めると、サンホンさんもあっさり了承(笑)で、晩飯食いに行こう、と歩き出していくらもしないうちに、「さっきの答えですけど、私も、うれしい」と結局OK?(笑)。
で、その後の付き合い方も、描写としてはあまり変わらない(笑)。
かくして次のエピソードは(笑)元々彼女のプロ野球好きは、マンガの第一話目が応援席から始まったくらいだったが、アフター5にサンホンを通じて知り合ったというお店(チキンとビールをだす店、フライか?焼き鳥か?よく分からんかった)で、店長と一緒に店内テレビで野球観戦、完全に没入している(笑)。そして贔屓チームが勝ったら大はしゃぎで、「今いるお客さんと次に入ってくる客まで私のおごりだ!」そこでようやく(多分)読者の予想通り、次に入ってきたのがサンホンだ。
翌日朝のイウォンの懸命の弁明が笑わせる。くどくど喋るのだが、要するに「プロ野球の観戦をしていると自分を抑えられない、贔屓球団が勝てばいいが、負けたら大荒れになる、そんなどっちになるか分からない姿をサンホンさんに見せらないから野球観戦のことは黙っていたのです」ということ。ここまでは完全にラブコメ、じゃないねドタバタコメディだ。
そしてさらなるエピソードは今度はシリアスモードでイウォンの親友の一人、数学の教師をしているユ・ミヨン(유미연)の話。彼女が付き合っている男のこと。司法試験かなんかを受験しようとしているらしいんだが、どうも当てにならない感じ。イウォン、シン・チユ(신지유)も心配しているのだが・・・。イウォンの目を通してのこのミヨンについての考察がじっくりとつづられる・・・。これがなかなか読ませるんだなあ。それにミヨンの微妙な表情の変化、しぐさも丁寧に描き分けられている。

Antilady5

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