韓国純情漫画感想：最近読んだ原書あれこれ（20130303）

「아무도 모른다（誰も知らない）」４巻。이현숙（イ・ヒョンスク）作。大元ＣＩ発行。３巻の記事はここ。
반아（パナ）の母親유은조（ユ・ウンジョ）が交通事故に遭った。それを機にパナの父親は、やはりパナが交通事故に遭った時の不可解な出来事を改めて想起する。重体だった筈なのに一夜で回復して退院したというのだ。しかし今もウンジョは、あの時の真相を明らかにはしない。
ウンジョは온진환（オン・チンファン）をずっと愛していた。しかし、チンファンは一度は彼女の側を離れた。だからウンジョは、結婚し、パナを産んだが、気持ちは変わらず、夫の浮気、パナの交通事故を機に離婚し、ずっと陰から見守っていたチンファンは彼女の所へ戻ってきた。
もう一人のヴァンパイア、륜（リュ―ン）は、どうやら昔、チンファンとウンジョが心を通わしていくのを見て、嫉妬から彼女を殺そうとし、その時チンファンは、リュ―ンを殺した、筈だったが、止めを刺せなかったので蘇生したということらしい。
そして、遂に、先ずリュ―ンとパナが偶然出会う。パナの血を吸おうとしたリュ―ンは、まるで人の血の味がしない、と驚く。続けてチンファンと再会してしまった。先手を打ったリュ―ンがチンファンの肉体を凄惨に蹂躙するが、止めを刺さずに消える。そしてパナから連絡を受けたウンジョが駆け付け、死んだ？としか思えないチンファンに「私が助けて見せる！」と自ら手首を切って血を・・・。
読める展開だったといえば、それまでだが、今後のリュ―ンとチンファンの対決は？、パナとウンジョの母娘の運命は？血を吸われても記憶は残った男子生徒윤시열（ユン・シヨル）とパナの父親の元恋人（チンファンに吸血されても怖れるどころか彼を気に入ったのでパナの父親とはあっさり別れた）がどう絡むか、これからの展開に期待。