« 韓国純情漫画感想:[余話]どう訳そうかな「路地商圏」 | トップページ | アニメ感想:革命機ヴァルヴレイヴ 第8回 »

2013年6月 1日 (土)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20130601)

「밤을 걷는 선비」(夜を駆けるソンビ)」3巻(ソウル文化社)。原作조주희(チョ・ジュイ)。作画担当は한승희(ハン・スンヒ)。2巻の記事はこちら。作者、設定については1巻の記事参照。くどいけれど「ゾ」ンビじゃない「ソ」ンビだ。まだカラー化してはいないようだ。
とうとう、不老不死のソンビの馴染みのキーセンの妓楼に連れ込まれた、本当は女だが男装の本の行商人(책쾌)、양성(ヤンソン)。そこに、かつての許婚の両班(ヤンバン)青年、その連れで王族らしい青年、そして件のソンビも勢揃い、ここでヤンソンの家の没落の理由とは、謀反罪で、父、三人の兄が全員処刑されたことを明かす。昨今は韓流時代劇もポピュラーだから、こうなった一族がどんなみじめになるかは日本人でも想像がつくだろう。ヤンソンのみが、元々家の下人だっためしいの老婆と生きのびている。
一方、山に虎が出て人死が出たというので、公式に虎狩りに派遣された猟師達が一人を除いて皆殺しになった事件が発生した。虎でなく、正体不明、突然現れた謎のバンパイアの仕業であるのはいうまでもない。ここから文字通り「血の臭い」を巡って、ソンビだけでなく、さらに清国の商人風の妙にひょうひょうとしたヴァンパイアも現れるし、血を吸われて?一度死んだがヴァンパイアとなって甦った没落両班の家の男の子も現れ、独り生き残った猟師も狂ったように、ヴァンパイアを追う・・・というヴァンパイアホラーアクションが展開され始めた。
巻末には原作担当だが元々漫画家のチョ・ジュイが、後記漫画を描いている。マンガ担当のハン・スンヒ、担当編集者(ちなみに、韓国では基本的に編集者という呼び方はしない、皆、「記者様」と呼ぶ。漫画家は「先生」とは呼ばずに「作家様」だ)等と打ち合わせを繰り返す共同作業であることを面白おかしく強調している。これも通常は、日本の商業漫画制作ほどに編集の介入がないからだろう。

Yoruwokakerusonbi3

|

« 韓国純情漫画感想:[余話]どう訳そうかな「路地商圏」 | トップページ | アニメ感想:革命機ヴァルヴレイヴ 第8回 »

韓国の漫画・純情漫画(순정만화=韓国の少女漫画)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174938/57500253

この記事へのトラックバック一覧です: 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20130601):

« 韓国純情漫画感想:[余話]どう訳そうかな「路地商圏」 | トップページ | アニメ感想:革命機ヴァルヴレイヴ 第8回 »