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2013年6月21日 (金)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20130621)

「네가 있던 미래에선(君がいた未来では)」2巻。이시영(イ・シヨン)。大元CI社。1巻の記事はこちら
さて、相変わらず?レンズメン、通称A.27が、少数のスノッブ(貴族)と呼ばれるエリート、年齢的には大人の筈の美青年、しかし中身は我儘なお坊ちゃん、토비아스(トビアス)を相手に、専属医療員として苦労する話が続いている。半島にたった一人で暮らし、身辺の世話をしているのは、人間そっくりアンドロイドのダンテさん、それもトビアスが呼びだすまで、「透明モード」で姿を消している。そんな状態だからこの社会の常識が通じないので、その説明にも追われる。
つまり、これ、学習漫画の手法を使ってSF設定の説明をしている訳だ。
今巻では、トビアスのキャラ設定としては、A.27が料理の腕をふるって見せると、大人の味覚がまるでないことが分かり、結局ダンテさんの作った甘いケーキをほおばることになったり、両親は350光年の遠い世界に暮らしていることが分かったが、やはりまだまだSF設定解説段階だ。でもこれが面白い。
トビアスとダンテが月の別荘に行くというと、いきなり飛んで来たのが、モビイ・ディック号と同型機の個人所有品。そして月に現れるのが、トビーの両親、と思いきやこれもアンドロイド、それも高級品で「사이브리드(サイブリード)」と呼ばれるのだが、トビアスが気分に任せて彼らを叩きのめすのを、A.27が彼らには人権が認められているし、それを推進したのは、あなたのご両親だ、と諭す。そして、このサイブリードが何に使われているかというと、「同期化」だというのだ。
この「同期化」が大仕掛け(笑)のSF設定でテレポートのようなものだ。4Dと呼ばれる超技術で覆われた2つの空間なら、時空の壁を超えてリアルタイムで通信と物体の授受を可能にする、というのだ。つまり、A.27がトビアスの邸宅の自室にいながらにしてモビイ・ディック号内の同僚と「対話」するばかりか、「20世紀の缶コーラ」の手渡しが出来る。但し、テレポートと違うのは、二つの空間に同時に同じ「モノ」が二つ存在することになること、であるらしい(?)。現在では法律で、生物の「同期化」は心身ともに危険なので禁止されている。
そう、上記のトビアスの両親のサイブリードは、かつて、物理的には太陽系外の遥か彼方にいる両親がトビアスに「会う」ために、その意識のみを「同期化」しトビアスを体感する器として開発、配置、利用されていたのだ。

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