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2013年6月 6日 (木)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20130606)

★「SIESTA〈시에스타〉(シェスタ)」5巻。이영유(イ・ヨンユ)作。鶴山文化社発行。4巻の記事はここ。完結。
個人的には、イ・ヨンユはマンガの王道と言ってもいい作風だと評価しているんだが、本作は、病気休養で連載中断に追い込まれたのが痛かったか。イタリア風な舞台背景、超能力者への迫害と融和、グランテ一族の思惑と家族内の軋轢。ヒロイン、ディアとシド・グランテの愛憎、等、様々な愛と憎悪の行く末が、結局皆、中途半端でハッピーエンドにされてしまったような感じだ。また新作を期待したい。
★「아무도 모른다(誰も知らない)」5巻。이현숙(イ・ヒョンスク)作。大元CI発行。4巻の記事はここ
母親유은조(ユ・ウンジョ)が形振り構わず、온진환(オン・チンファン)に自らの血と愛を注ぐ姿に、動揺した반아(パナ)は、家を飛び出し、父親の元に移る。しかし、遂にパナの身に変調が現れた。他人の血への渇望。機会をうかがっていたように現れた륜(リュ―ン)は、もう何も怖れることはないとパナをそそのかす。そしてパナは、ついにヴァンパイアとしての行動を開始した。今巻のラストシーンは、パナが鏡に向かい口紅をさし、つぶやく「私が望むことは何でもできるの。私が望むものは、何だって!」そこで鏡に映る自信に満ちたパナの表情。何とも背徳的、刹那的な痛快さを感じさせる。
※この作者の後書きマンガの自画像は、何故か電池で、しかもタイトルは「밧데리 월드 Battery World(バッテリー・ワールド)」。
※前作は、双子の姉弟の危うい愛を描いた、そのタイトルは「悪の華」(!)だった。

Daremosirani5





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コメント

 「SIESTA」で探してここにたどり着きました。
 2巻までは日本語版を購入したのですが、連載打ち切りだったのですね。
 こちらに感想がアップされるたびに、次回の渡韓時に購入して参りました。
 情報ありがとうございました。

 ところであちら(釜山)の本屋さん、マンガの並べ方が気になります。
 出版社別でも作者名順でもない模様、要するにごちゃ混ぜに見えます。
 並んでいる上に寝かせて突っ込んであったり。
 国産と日本産くらいには分けてあるところがおおいですが。
 ドラゴンボールとワンピースは特別扱いでキレイに並べて、巻数もそろえてありますが、そのほかは殆ど最新2、3巻があれば良い方でした。
 ソウルの教保文庫あたりに行けばちがうのでしょうが…

投稿: にゃー | 2013年10月19日 (土) 12時36分

にゃー様
こちらこそ、お役にたてて幸いです(笑)。冗談抜きに一方的な情報発信というのは反響がなくて孤独なものです(苦笑)。ですから、こちらこそ面白い情報をいただいて嬉しいです、私はネット購入専門なものですから。よろしければ今後もコメントをご遠慮なくください。

投稿: とべイサオ | 2013年10月19日 (土) 13時20分

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