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2013年9月11日 (水)

韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20130911)

「방과 후 전쟁활동(放課後戦争活動)」1巻。河一櫂=하일권(ハ・イルグォン)。純情漫画ではなくWebtoon。NAVER連載中。このウェブトゥーンの異能派漫画家は、日本との関係もある(作者と他の作品については以前の記事も乞参照)。単行本の奥付では、印刷が재미주의(※面白主義といったところか)となっているが、発行は別に会社名が表記され、「재미주의は社の単行本事業本部の漫画専門ブランドです」と記載がある。なんかややこしいがNAVERのウェブトゥーンの単行本化専門部のようだ。
ある日突然、紫色の球状の物体が大量に飛来。あるものは空中に浮かび、あるものは地上に落下。あるものは爆発する。人が触れれば、触手を出して一種に殺傷する。そういう状況で非常事態となった韓国は、高・大学を全て予備軍として編成し、学生達に一律、学校内泊り込みで、現役兵士による軍事教練の日々を課す。これはその中のある高校のさらに一クラスの物語。
後のストーリー自体は予想通り、この不条理ともいえる状況下で、少年少女達の軍事訓練と集団生活の日々を克明に描く。
不安と疲労と緊張の繰り返しによる倦怠とストレス。謎の物体の不意の攻撃により1生徒や1兵士の死も目の当たりに・・・。絵はシンプルで、どちらかというとドタバタコメディ調だが、生徒一人一人の描写が、まさにこれでもか、と積み重ねられ、繰り返されていくので、その焦燥感、倦怠感が、嫌でも伝わってくる。おそらく、実際に徴兵制も存続し、今も休戦状態にある韓国の読者にとって、この重苦しさは、見た目の非常識さと裏腹に、日本人が日本で読むのとはまるでリアリティが異なるのだろう。

Houkagosennsoukatudou1

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