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2013年9月26日 (木)

韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20130926)

「미스터 김치(ミスター・キムチ)」1巻。原作:채정택。作画:김의정。(거북이북스=亀ブックス=ゴブギブックス)発行。※このゴブギブックス、私の読んだ漫画では、ハン・ヘヨンの「奇妙な生物学」や「大人たちのクリスマス」を出している。この出版社サイトのURLの後ろは、gobook2.com (分かる人は分かるがやはりゴブキ乃至はゴブギと読める)。
原作者のチェ・チョンテクのことは知らないが本の見返しに載っている略歴によるとゲームデザインや学習漫画の原作などで活躍しているらしい。漫画担当のキム・ウィジョンは、私が読んでいた韓国の純情漫画(少女マンガ)誌「WINK」で、果物を題材にしたオムニバス、宝石店を出入りする人々と宝石のドラマ、商店街全体を舞台に人情味あふれる商店主達のドラマ、といずれもヒューマンコメディを描いてきた作家だ。
アメリカで宅配ピザビジネスを創業させたが、経営悪化により社長を解任された韓国系アメリカ人하워드(ハワード)とイタリア人가르시아(ガルシア)の男性コンビ。
日本の財閥ダイケングループの会長(※自宅の日本式庭園内を車椅子に乗って散策するという「お約束」な絵である)の娘だが、兄嫁유코(ユウコ)に実権を握られて韓流スターの追っかけをしている三十女미유키(ミユキ)。
韓国のキムチ製造販売企業오가네김치(オカネ・キムチ)社長の娘で、姉오이주(オ・イジュ)が実質経営者で、自分は社内で独りキムチ研究に従事しつつもどこか抜けている妹오이선(オ・イソン)。
この3組が「キムチ」の新事業で再起を図ろうという、日本でもおなじみのパターンのビジネス・コメディだ。
一巻では、この3組につながりが出来るまで。ハワード、ガルシアコンビが、起死回生を狙ってダイケングループに融資を願うと、会長は、テストとして自社の新事業案の一つを娘ミユキと共に成功させること、と独断。これが面白くないユウコは(※ますます、どこかで見たような経営者一族内の確執ドラマ)、社の事業計画中一番見込みがない「オカネ・キムチ日本進出」案を押し付けることにする。一方、ハワードの母親は、オカネ・キムチの製造工場でキムチ作りの名人として尊敬されている古参社員なのだ。そしてオカネ・キムチ社長の長男は社のCMモデルでミユキが追っ掛けをしている韓流スター(笑)。
2巻も同時刊行(私は未読)で、しかもカラー漫画だが、どうやらインターネットや紙媒体雑誌の連載ではなく、書下ろしらしい。作家と出版社はどんな契約をしているんだろう?。巻頭には原作者と漫画家の抱負が各々2頁も使って掲載され、巻末には白菜キムチの美味しい作り方がカラー写真付で収録されているという、凝った作りの漫画単行本だ。

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