« アニメ感想:ノイタミナ「ガリレイドンナ」「サムライフラメンコ」第二話 | トップページ | アニメ感想:京騒戯画 #02 キルラキル第三話 »

2013年10月19日 (土)

韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20131019)

「어화둥둥 내♥보르미」10巻。完結。이윤희(イ・ユニ)作。ソウル文化社。9巻の記事はこちら
タイトルはこれまでにも書いてきたが、あちらの流行歌のタイトル「어화둥둥 내사랑」のシャレ。で私訳としては、四字熟語を駆使して(笑)、意訳して「威風堂々、我がポルムよ」というところで、「残念ながら」完結。
時代考証無視のドタバタ時代劇コメディで、この作者の初連載作。テクニックは既に申し分なく。キャラクターのはじけっぷりも魅力的な作品だ、と思って楽しく読んでいたのだが、作者の後書きマンガに詳細に描かれたところによると、9巻が出る時点でコミックスの売れ行きが「損益分岐点」を下回った、ということであと9話で終了が決まった、とのこと。
韓国といえど?こういうことを詳しく明らかにするというのも珍しい。通常より分厚いコミックスで大団円を迎えたが、諸々の伏線は回収されなかったと言わざるを得ないのが残念だ。
基本的には、カルト宗教の女教祖の正体は、月の仙女、つまりポルムの母親と同じ存在で、下界の国の皇太子と恋をし、仙術を捨て皇太子の妻となり、後に王妃となったが、宮中の謀略で仲を引き裂かれ宮廷を追われて・・・という愛憎劇の復讐譚だった。ポルムと旦那様の愛もめでたしめでたしだったが、繰り返すが、こういうマンガは、メインストーリーに加えて、サブキャラクターやエピソードの活躍が面白いのはいうまでもない。この作品も他に、道術を操る異種族の暗躍とか、ポルムの旦那様の特異体質とか、周囲の人々の事情、因縁とかが本当に多彩に描かれていたので、ここで打ち切りは残念だった。しかし、この作者の次回作を待望したい。

Porumi10

|

« アニメ感想:ノイタミナ「ガリレイドンナ」「サムライフラメンコ」第二話 | トップページ | アニメ感想:京騒戯画 #02 キルラキル第三話 »

韓国の漫画・純情漫画(순정만화=韓国の少女漫画)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174938/58413176

この記事へのトラックバック一覧です: 韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20131019):

« アニメ感想:ノイタミナ「ガリレイドンナ」「サムライフラメンコ」第二話 | トップページ | アニメ感想:京騒戯画 #02 キルラキル第三話 »