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2013年11月18日 (月)

韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20131118)

「눈부시도록(まぶしいほどに)」10巻。ユン・チウン(윤지운)(大元CI)。9巻の感想はこちら
※またしても誤読した。9巻の感想で、『うちの末っ子、김규원(キム・クウォン)』等と訳出したが、これは、ソン・シヨルが、クウォンを紹介したのではなく、クウォンに、ヒロインのソン・ソクリン(성석린)のことを『うちの新入りの娘だ、クウォン』と紹介した台詞であった。
間違えた理由は、막내という単語を「末っ子」と単純に考えた所為だが、よく調べたら、特定集団の中で一番若い娘を指すいい方もあった。
さて、現在のソクリンの前に、突然、ムン・ユチェの姉、문담채(ムン・タムチェ)が現れる。いつの間に調べ上げたか、ソクリンがフィアンの現在の彼女だと聞いて会いに来た、と一方的に上から目線でソクリンを値踏みしてさっさと去る。ほんの一時の事だが、ソクリンは激しく動揺し傷つき、ムン・ユチェにタムチェの事を問う。
遂にユチェとフィアンに何があったか明らかになった。かつてタムチェは、ユチェを傷つける為だけに、フィアンに交際を求めておいて、元カノをけしかけたというのだ。さらに、これが大学構内での女絡みの暴力事件ということになり、怒り狂ったフィアンの父(大学教授)がその晩、フィアンを折檻し(※マンガではこれが、ゴルフバッグで殴打、右手を骨折させたことを暗示している)即入院(これが休学のきっかけだったようだ)。しかし、フィアン当人は、外傷だけで、心は傷つかなかった。9巻でクウォンがやはりソクリンに語っていたように、フィアンは、何事も自ら求めず、人と争わず、来るものをあるがままに受け入れ、受け流す性分だったのだ。
信じられない、と驚くソクリンに、ユチェは浴びせかける、「あなたは、フィアンを理解しようとしなかったの?。いくらでも時間があったのに。何故、フィアンに好きになってもらえる努力をしなかったの?。あなたが今も側にいればフィアンは大丈夫だと思っていたのに!」。
この言葉に、ソクリンは、己がフィアンに求められないと嘆いていただけではなく、自分の妹ソクヨンに対しても、うらやむだけで妹を理解する努力を怠っていたことを痛感していた。
そしてソクリンは父親から、ソクヨンの苦悩を訴えるメールを見せられ、母はソクヨンを連れ帰る為に渡米したことを打ち明けられた。
※作者の畳み込むような心理描写が冴えた。これまでの愛されない、望まれない、孤独を嘆くソクリンの痛ましい姿が、愛さない、望まない、怠慢な自己憐憫に一挙に反転し、故にいっそうソクリンが痛ましい。
※ところで、フィアンの親父の暴行は、直接描写はないが、病院ベッド上のフィアンの怪我を見ると、日本なら確実に親父は虐待で逮捕、その地位も失ってるよ。さすが韓国というべきか(苦笑)。

Mabusiihodoni10

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