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2013年12月 5日 (木)

韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20131205)

「펠루아 이야기 a Tale of Felluah (フェルア物語)」3巻。김연주(キム・ヨンジュ)。鶴山文化社。2巻の感想はこちら
これまで話題となっていたライスル侯爵夫人をオルテーズが城に招待した。ライスル侯爵夫人の話題をまとめると、ファリス王子の 情婦?、名前はイグレイン、結婚前は、このフェルアの騎士の娘だった、アシアスとロマンスがあったこ とを伺わせる、騎士団は彼女のことをよく思ってはいないらしい、など。
これらの事情を一身に背負って、城の実質的な主人として、堂々と振舞うのだと、招待前夜に気合を入れる(笑)オルテーズだが、気合が入りすぎてドアを蹴りでぶち抜いたり、ライスルと散策中に、ウイスキーボンボンを食べ過ぎて酔っ払ってダウンする(笑)。もっとも護衛騎士団の紅一点、ジュルス(쥴스)は、ライスルの前でも馬から下りず、ライスルが苺の籠を指して「私にもいただける?」と問えば、渡すどころかイチゴを全部一口にほおばってしまう、とあからさまに不敬な態度をとる。それでも、ぶん殴られて済むのが、この漫画の世界観らしい(笑)。
ライスルとは一切絡もうとはしないアシアスの回想シーンから分かったのは、彼とライスルだけでなく今の騎士団の連中も同年齢で子供の頃から一緒に遊びまわっていた仲だったのだ。だからお互いの態度、口の利き方にも上下の遠慮がない。しかし皆の仲が良かっただけに、アシアスとのロマンスを蹴って、さらに他家の貴族に嫁ぐという異例の成り上がりをしたライスルに騎士団連中を初めとする家臣一同わだかまりがあるようだ。
元々漢前のオルテーズ(笑)は、内心でもライスルに含むところはない。但し平静を装うのも、やはりきついらしく、(身分違いの恋・・・ありふれた話だわ)(私大丈夫かしら、この人(ライスル)のように堂々とした表情をしているかしら)とか自分に言い聞かせている。
ライスルのほうも内心ではオルテーズのことを(世の中にはあなたのような人がいるのね)(立派な家柄、それに相応しい物腰、見目の良さ)(どうしてあなたのような人がアシアスの妻に)と、素直に認めている。
今回は、オルテーズとライスルがチェスを指す場面があり、カバー見返しには、中世のチェスについての簡単なウンチク。後書きマンガでは、中世の西欧社会では、就寝中に害虫が髪に入るのを防ぐためにすっぽりとナイトキャップをしていた、とか女性の服飾はともかく、男性のそれは理解できないとボヤキ節(笑)。何で当時のロマン文学には男性の曲線美の描写が頻出するのかはその服装の所為だと納得しているようだ(笑)。かくしてこのマンガの男性の服装は基本的に乗馬服のイメージだ、と明かしておられる。※ようするに作者は、ドラマや映画、マンガでも見られるあの男性のタイツ姿の事を嘆いておられる訳だ(納得)。

Ferua3

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