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2014年4月29日 (火)

韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20140429)

「눈부시도록(まぶしいほどに)」11巻。ユン・チウン(윤지운)(大元CI)。10巻の感想はこちら
9巻から切れ切れに描かれる、これからソロ歌手デビューをソン・シヨルとキム・クウォンがプロデュースする少女올리(オーリかオリーか?)の打ち合わせ場面が続いていたのだが。主にオーリの語るコンセプトイメージを聴く場面なのだが、この時のシヨルの様子が、いつもの傲岸な自信たっぷりな彼ではなく、目をそらしたり、曖昧な相槌を打ったり・・・。この様子を見たクウォンは、遂に自分以外にシヨルを理解できる女、シヨルも己が心から理解できる女が現れたのだと気がついた。そしてクウォンは子供の頃からの自分とシヨルのこれまでを回想する。
裕福な家庭でほとんど放任されて育ったシヨルは、ほとんど音楽と音楽機材に囲まれ、幼馴染のクウォン、教会で弟分のフィアンだけを遊び相手に、生きてきた。
クウォンの回想によれば、故に無神経とか傲慢というより、他人の存在、意志、都合というものを知らないのだ。だから配慮が出来ない。何でも自分で決めて、自分で活動してきた。それだけの実績も自分で培った。そんな彼の思いやりや愛情の対象は、腹違いの姉、ソン・シヒョンだけであり、涙を見せられるのはクウォンだけだった。
※つまり、ソン・シヨルの描写は、徹底してクウォンの視点を通して語られ、可愛いが孤独感を漂わすオーリの心情の語りや、ソン・シヨルの態度は描かれても、そこには常に聴き手、理解者としてクウォンが介在し、二人のお互いへの思いという当然あるべきドラマはほとんどない。つまり二人の心情を各々自身以上に理解しているのは、クウォンだけである、という構図が延々と続いたのだ。そんなシチュエーションを自然に読者に納得させてしまうだけの描写力だった。
そして、クウォンは、自覚する、自分とシヨルの関係は今後も変わらない、と。しかしクウォンは仕事を辞め、音楽活動に専念する、作詞作曲だけでなく総合的な音楽製作も学ぶために留学も決意する。

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