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2014年5月 3日 (土)

韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20140503)

「nocturne(ノクターン)」第8巻(大元CI)。作者パク・ウナ(박은아)第7巻の感想はここ。김도욱(キム・トウク)がある画廊に出入りし同じ絵ばかり眺めているので、画廊の美人経営者(「ギャラリストの송현정=ソン・ヒョンジョン」と名乗っている)が彼に声をかける。すると、その絵をトウクは買いたいと言い出した。しかし画家정화백=チョン・ファベクが今の画風を確立する前の作品で、今回初めて展示したが、売り出しはしないのだという。それでも買いたいとトウクは、ソン・ヒョンジョンを通じて、画家と直接交渉する。
この絵に何故トウクが執着するか、この裸体画のモデルは明らかに、少女ユーリ(유리)の母親オ・スミンの若い頃の姿だからだ。画家は、トウクにこの絵の由来を語りだす、当時高校で美術講師をしていた彼は、やはり高校生時代のオ・スミンに挑まれるように彼女をモデルに絵を描いていたというのだ。トウクに会って何か思うところがあったのか?さらに画家は当時の彼女ばかりを描いたクロッキーブックまで見せた。その時はあくまで絵は売らないと主張していた画家だったが・・・。
一方でユーリは、別の展示会に行くことをトウクに誘われ、ギャラリーに向かうが先に付いたトウクが、またしても商用中のソン・ヒョンジョンと偶然出会ったところに出くわし、嫉妬と引け目を感じ、後日トウクには内緒で背伸びしたおしゃれをして、ソン・ヒョンジョンのギャラリーへ出向く。だが、その二か所でユーリを偶然立て続けに見つけたのは画家チョン・ファベクの方だった。当然、彼にしてみれば、かつてのオ・スミンそっくりな少女が二度も現れたことに驚き、不自然な化粧と履きなれないハイヒールに苦労しているユーリに声をかけた。
ユーリにしてみればただそれだけのことだったが、画家にしてみれば、オ・スミンの絵を買いたいという男が突然現れた上に、彼女そっくりの少女が現れたのだから、芸術家は運命的なものを感じて動揺してしまった。本人は大真面目だが、読者にしてみれば、自分の世界に酔っているのは明らかだ。そしてギャラリストを通じてオ・スミンの絵をトウクに売ることを決意してしまう。
読者から見ると、トウクが相変わらずの無表情なので、オ・スミンの裸体画に何を感じているのか読みにくい。オ・スミンの姿が死後も世間に出回ることに嫌悪を感じているのか、青春の思い出の独占か、あるいはユーリに見せたくないのか?。いずれにせよ、トウクの気持ちは、ギャラリストのソン・ヒョンジョンが代弁することになった。トウクは彼女に以下のように提案する。『とにかく絵を壁から外したかった』購入後、絵はソン・ヒョンジョンに任せたい、と言ってオ・スミンとの関係を打ち明ける。ソン・ヒョンジョンは、トウクが生前つきあいの長かった故人の絵が出回っていることを望まないことは理解できる、絵を見ているあなたは怒っているようだった、と語る。
はたして、このギャラリストと画家の登場が、ユーリとトウクの関係にどんな展開をもたらすのか?

Nocturn8

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