« 韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20140515) | トップページ | アニメ感想:「ハピネスチャージプリキュア 16話」 »

2014年5月17日 (土)

韓国の漫画 韓国純情漫画感想:余話 韓国漫画批評と웹툰(Webtoon)(20140517)

韓国で漫画批評の気運が生じつつあるようだ。昨年、웹툰(Webtoon=ウェブトゥーン)の人気漫画家ユン・テホ(윤태호)が、ポータルサイト上での漫画人気投票のみで漫画の評価が決められてしまうような現状を危惧して、自ら奔走し、立ち上げた漫画批評サイトACOMICS がスタート、出版では、今年初め、漫画ムック本と称した「ポゴ(=보고)」が創刊。さらにこの春、漫画批評誌「엇지」創刊号が刊行された。「엇지」とはおそらくエッジ、英語のEdgeのことで、批評誌だからエッジの効いた評論を目指そうという意図だろう。巻頭の創刊の辞も読んでもやる気満々なのが伺えるし、目次を見れば各記事に「エッジ評論」「エッジレビュー」「エッジインタビュー」いちいち「エッジ」を付けているくらいで自己主張が漲っている(笑)。奥付を見ると、発行「漫画文化研究所エッジ」、製作・配本「ファンダム・ブックス(=팬댐북스)」と、出版社もインディーズな匂い(笑)がする。全体に批評誌らしい?尖がったイメージだ。
これらのサイト、出版を問わず、いずれも批評記事の中に、目立つのは、ウェブトゥーンへの言及だ。当然といえば当然だが、同時に、ウェブトゥーンのヒットが現代韓国の漫画関係者に自信をつけさせたことが、評論活動を促したのは間違いないだろう。もともと日本だけでなく欧米漫画への関心、志向も強いが、国内では漫画への根強い偏見にさらされてもいた。さらに言えば、日本漫画の影響大というコンプレックスも否定できないだろう。
それが遂に、ウェブトゥーンという自らのオリジナル創作表現技法を開花させ、ここに自分達の漫画への愛と誇りを賭けているように私には見える。今、韓国漫画人が熱い!(笑)。

|

« 韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20140515) | トップページ | アニメ感想:「ハピネスチャージプリキュア 16話」 »

韓国の漫画・純情漫画(순정만화=韓国の少女漫画)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174938/59659989

この記事へのトラックバック一覧です: 韓国の漫画 韓国純情漫画感想:余話 韓国漫画批評と웹툰(Webtoon)(20140517):

« 韓国の漫画 韓国純情漫画感想:最近読んだ原書あれこれ(20140515) | トップページ | アニメ感想:「ハピネスチャージプリキュア 16話」 »