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2014年12月19日 (金)

韓国の漫画 韓国純情漫画(순정만화)感想:最近読んだ原書あれこれ(20141219)

Sindererasuper2

「신데렐라 쇼퍼(シンデレラ・ショッパー)」2巻。大元CI社。마루(マル)原作。이상은(イ・サングン)作画。一巻の記事はこちら。『どんな展開になるか期待』と私は書いていたが、意外な展開となった。
グローリア百貨店최진혁(チェ・チニョク)本部長の気難しい性格の真相は、顔面認識障害だというのだ。かれの嘆息『恋人の顔さえ記憶できない私という人間には、もとより愛する資格などないのです』。
人の顔が認識できない、このチェ・チニョクの秘密を知るのは母親のみ、会長である彼の父や姉その息子さえ知らない。これが生まれつきか、何かの事故の後遺症かはまだ読者には分からない。その代わり、人のファッション=服装、体臭、香水、声、体型などとにかく顔以外で判別している。
この設定に基づいて1巻の内容を振り返る(笑)とヒロイン、송은성(ソン・ウンソン)が採用面接の時「一度観た人の顔は絶対に忘れない」とアピールしたのだが、チェ本部長は後で「彼女の声が気に入らない」と絶対不採用を指示し、それどころかグローリアスデパートへの出入りの禁止を命じた。このあまりにも過剰な反応に却って経営陣の各派閥の関心を惹き、社長一派がチェ本部長の秘密を探る為、独断でインターンとしてウンソンを採用した。つまり、人の顔認識ができないチェ本部長は、ウンソンの声ではなく、本当は人の顔を忘れないというウンソンの特技に激怒した?。その後、社長室で、あるいは社内で、時にはVIP対照のパーソナル・ショッパー職の研修中に、と何度もウンソンと顔を合わせているのだが、顔の分からないチェ本部長は、ウンソンの「声」を聴く機会がなかったので、ウンソンとは気付かなかったのだ。他人に名前だけは呼ばれているのを聴いていたが同名異人と思い込んでいた。しかし周囲の者から見れば、チェ本部長がウンソンを今度は「何故か」贔屓にしていると映っていたのだ。だからチェ本部長は、これまた「何故」自分が、社内の女性新入社員との噂が広まっているか理由がまったく理解できていなかった。※このように極めてトリッキーな展開となっていたということだ。これで俄然(笑)面白くなった。
そしてこの2巻でチェ本部長は、ウンソンの声を聴いてようやく状況を理解し、彼女の即刻解雇を宣言した。さあ、チェ本部長に翻弄されるウンソンの前途はいかに?
※ここで大韓航空のファミリー経営陣の娘の独善的行動がニュースで話題になっているので、期せずしてタイムリーな読書となった(笑)。大韓航空社内ではファミリー経営陣の横暴は日常茶飯事だったらしい。こうして見ると、このマンガの、会長の御曹司の横暴?を巡るドタバタコメディーは、日本人の私が感じる以上に、リアルな風刺劇なのかもしれない?(笑)。

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