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2015年2月 1日 (日)

NHK人形劇シャーロック・ホームズ 「ダグラスさんのお屋敷の冒険」感想

原作「恐怖の谷」については、少々マニアックな話がある。ホームズものの第四長編で「緋色」「署名」「犬」に比べて話題にならないが、かのJ・D・カーは第二部の過去話は単独で面白い、と評価していたらしい。人形劇のセリフにもあったようにアメリカで何があったのかという話でホームズとは全然関連ない話。第一部のホームズの謎解きは人形劇のようにあんなもんで、「ノーウッドの建築業者」「金縁の鼻眼鏡」のパターンであまり独創的な話ではない、という訳で一般的にも評価は高くないが、既に故人となった評論家、石上三登志の著作「名探偵たちのユートピア」(東京創元社・刊)所収の「緋色と赤の距離」でネタバレは避けるが、第一作「緋色」のやはり後半の過去話と合わせてドイルのアメリカへの関心について興味深い論考をしておられるのだ。
さて、人形劇の方は、今回もホームズが思春期のフラストレーションを募らせていく様相がより濃くなっている。ホームズがその活躍世界を広げていこうとするところで人形劇のドラマは幕となるのかな。

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