« 韓国の漫画 韓国純情漫画(순정만화)感想:最近読んだ原書あれこれ(20150323) | トップページ | アニメ感想:ユリ熊嵐 第11回 純潔のマリア 第十一話 山賊の娘ローニャ 第26話 Gのレコンギスタ 26話 »

2015年3月27日 (金)

韓国の漫画 韓国純情漫画(순정만화)感想:最近読んだ原書あれこれ(20150327)

Concours3

「더 콩쿠르 the concours (ザ・コンクール)」3巻。정설화(チョン・ソルファ)作。ソウル文化社。
2巻の感想はこちら
フランス仕込みの新鋭の韓国青春漫画の第3巻。
韓国で行われる国際的なバイオリンコンクール1ヶ月合宿制による本選。出場者によってキャラクターは一気に増加、しかも国際色豊か。そういう状況を解説する役もいる訳で、これが前巻で予選に出場していて腕より口が達者でしき りに大真面目に主人公の高校生안호경(アン・ホギョン)に絡んでいたマニアックな青年がいたのだが、彼の本業がクラシック音楽誌の記者だったという設定で 再登場し、何も知らないホギョン(と読者)に解説してくれる。こういう展開は、文化系体育会を問わず競技会もの青春漫画のお約束。
バイオリンを貸してくれた工房の女弟子、이향이(イ・ヒャンギ)も師匠と共に出場者のバイオリンの臨時修理担当として登場。伏線となりそうなのは少女時代、神童とよばれた米国の黒人女性、それが前巻のバイオリンの名器の行方を探す男(彼女と契約したスポンサーかマネージャーか)とともに現れる。
親友성의주(ソン・ウィジュ)は、相変わらずホギョンに対する嫉妬を抑えられない孤独が描かれている。ホギョンの演奏が気になると自分の演奏もガタガタになり、本選の第一回実技試験では30人中28位という結果に終わる。ここの彼のモノローグを拙訳してみる。
『自分の出番が近づく程にホギョンの演奏の音が頭にこびりつき、悲鳴を上げているかのようだ』
当のホギョンだが第2回試験の課題、ピアノ伴奏者との実技で散々な結果に終わる。ホギョンは他人と合奏したことは一度もなかったのだ。しかしこの審査中に読者にはホギョンが第一回試験で評価一位だったことが明かされる。
※おそらくこの展開は、ホギョンよりもホギョンという天才を親友に持ってしまった努力の人であるウィジュの苦悩に読者を共感、感情移入させる。
この形式の試験が続くようで、ホギョンは、自分の担当者となったピアニスト青年との1対1のコミュニケーションをどう克服するか、がメイン展開となっている。この青年がまた自意識の強い奴なのだ(笑)。

|

« 韓国の漫画 韓国純情漫画(순정만화)感想:最近読んだ原書あれこれ(20150323) | トップページ | アニメ感想:ユリ熊嵐 第11回 純潔のマリア 第十一話 山賊の娘ローニャ 第26話 Gのレコンギスタ 26話 »

韓国の漫画・純情漫画(순정만화=韓国の少女漫画)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174938/61342799

この記事へのトラックバック一覧です: 韓国の漫画 韓国純情漫画(순정만화)感想:最近読んだ原書あれこれ(20150327):

« 韓国の漫画 韓国純情漫画(순정만화)感想:最近読んだ原書あれこれ(20150323) | トップページ | アニメ感想:ユリ熊嵐 第11回 純潔のマリア 第十一話 山賊の娘ローニャ 第26話 Gのレコンギスタ 26話 »