メモ:私という原子力必要派の一SFファンがこの4年で如何にして反原発派に転向したか
私は今でも地球人類としては原子力必要論だが、この日本においては原子力発電所は無理だという考えに変わった。
先ずこの道の「専門家」というものが如何にあてにならないか、見せつけられた。といってもこの専門家が経験豊富だったらとっくに人類は滅亡の危機に陥ってるかもしれないが?。
そして、鉄筋コンクリートさえ腐食させてしまう湿潤な気候、地震大国の地盤では、大陸のような半永久的な廃棄物の埋蔵もあてにならないことが証明されてしまった。
さらに同じ日本人の私でさえ理解し切れない、予想できなかった、故郷という土地への執着、これでは新規どころか再起動さえ難しい。
また視点をずらせば、私は新聞といえば日本経済新聞派だが、原子力エネルギー不足は日本の産業を長期的には圧迫、輸入資源のコスト増加で中小企業がますます経営困難、の論説が出る一方で、最近の原油価格低下による国内製品の値下げ圧力で、リフレ政策の目標達成は困難に、などという記事を掲載・・・都合好く中小企業を引き合いに出して弱者の味方ぶるんじゃないよ。それに蛇足だが昔を知る人間ならこの日本で原油価格が下がることを憂慮する時代が来るなんて想像もできなかっただろう。
つまり、この4年で明らかになったのは産業用のエネルギー需要は、技術開発により昔の見積より遥かに効率が向上していたという事だ。一方で原子力の廃棄物、汚染物質の処理は「日本列島というパラメータ」が付加されると遥かにコスト高、人的負荷に依存する非効率的なものだということが、露呈した。
ミクロに見ていけばさらに色々細々とあるが、これだけでも十分だろう。
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