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2016年5月29日 (日)

韓国の漫画 韓国純情漫画(순정만화)感想:最近読んだ原書あれこれ(20160529)

Rure24「RURE(루어)」24巻。서문다미(ソ・ムンダミ)。鶴山文化社(純情漫画誌「PARTY」連載中)。23巻の記事はここ

※ソ・ムンダミの絵は一見、ギャグマンガか、と思わせる程かなりデフォルメ、簡略化されていているが内容はかなりハード、ダーク、ディープといった形容が相応しい世界だ。
※23巻で、説明された設定がかなり伏線となって展開してきた。
翅族の「天空城」に対して、奴隷部族と解放軍の同盟が最終決戦を仕掛ける。しかしルアーである신명화(シン・ミョンファ)の双子の妹、病床のミョンジは、解放軍のリーダー、女戦士パナオルカルの息子、マナクスに手伝わせて独自の行動に出た。ルアーとしての力で天空城に通じる超空間の門へと導き、自らさらわれてきた女ルアーとして単身、城内に入り込んだのだ。
そこで彼女が見たのは、男性ルアーの一人ハベク(朝鮮神話の河伯=水神)と彼を守るように覆い尽くす黒い翅をもった精霊?達と彼らを取り囲む鎖の檻、という異様な光景だった。
詳細は描かれないが、激烈な戦闘に勝利したミョンファは天空城内に入り、同じ場所にたどり着く。ここは翅族の人体実験場であり、ハベクと彼の妻となった翅族の王女との間にできた子と女ルアーの遺伝子を交配させて、ルアーの力を併せ持った神に等しい翅族を作り出そうとしていた研究所だったのだ。ここでミョンファはハベクの残留思念?を幻視する。
ルアーと翅族は決して相容れない宿命の存在だった。それなのにハベクと翅族の王女が結ばれ子をなしてしまったのは過ちだった。上記のシュールといってもいい程異様な光景は、ハベクが残した、しかし胎の中から生まれなかった子を、それでも生かして守るための結界だというのだ。すべての罪は自分と翅族の妻にある。この結界はルアー以外には決して破れない、だから今後もルアーよ、子供だけは助けてくれ、と。
ハベクと翅族の身勝手さに怒りを漲らせたミョンファは、この結界ごと全てを切り裂こうとする。だが、結界の中に瀕死のミョンジを発見する。なぜこんな無謀をしたのか、と問えば、ルアーの悪縁を断ち切る為に、姉妹ルアーは生まれ、一人が未来を創る為に生き残る、もう一人は悪縁を切る、これが運命だと。
ミョンジの運命を諦められないミョンファは、ハベクの残留思念?と残された身と彼の子を守る黒い翅の精霊達に向かって「取引」を持ち掛ける。ミョンジの命とハベクの子の命を賭けた取引を。※まさに複雑な設定とデフォルメで簡略化された描写が圧倒的な迫力でもたらす理屈抜きの説得力。狂気といっても過言ではない迫力。
※これは既にミョンファの回想という展開なので、先に、ミョンファはその語りの冒頭で、瀕死のミョンジを助けるために元の世界(地球)に彼女だけを送り返したが、これは失敗だっと悔恨している。その語りの内容ににようやく到達したというわけだ。ここからどのような「描写」が展開されるのか?。

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