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2016年9月 1日 (木)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20160901)

Mumyouki4「無明記(무명기)」第4巻。윤지운(ユン・チウン)作。大元CI。3巻の記事はこちら
절 (=チョル=絶)先生と呼ばれる医師。身の回りの世話をしている侍女は풍원(プンウォン)漢字は、風園または豊園。先生の昔馴染らしい男、無盡(ムジン) 三人を中心とした中華圏時代劇奇談集。
様々な東洋古典を脚色したエピソードは、その方面のマニアの多い日本人向けに翻訳できれば面白いと思うんだが、その方面に明るくない私には難しいのが残念。
3巻から引き続き、ある不幸な男の身の上では、死のうとしても死ねないのが俺の天命だ、と嘆く男にムジンは、意地悪にも嘲笑し、では、山中に入ってみろ、鬼神がお前を死なせてくれると挑発。男は山中に響く嘲笑の声に翻弄され、いつの間にか助かろうとしている自分に愕然とする救いのない話。
続いては、旅先の宿から、ムジンを招いた老官吏との二人だけの酒席の長話。ここからうかがえるのはやはりムジンは見た目は若いが実は不老でかなりの歳、で兄夫婦とその子に何かあったらしい。
さらに、旅先でムジンが訪ねた妓女が既に他所に売られ、しかも亡くなったと知り、生前の身の上話という設定で、新羅の伝説的英雄、キム・ユシンと妓女、天官女(チョンガンニョ)の恋から、キム・ユシンの馬殺しとそれを巡る天官女の怨嗟の詞(※この辺りの話なら、韓流ドラマファンには分かりそうだ)のエピソード。
ここでは馬の死体を前に泣く天官女に出くわしたムジンが、彼女と、生と死について語り合うというより考え方を討論する場面として描かれる。
最後は、奇怪な獣のエピソードで次巻へと続く。
※いずれのエピソードも、二人の対話場面が中心となり、ユン・チウンの漫画ではいつものことだが、セリフの吹き出しが多くても飽きさせず、読者を引き付けて離さない、そのマンガ表現の真骨頂だ。

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