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2016年9月 7日 (水)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20160907)

Tsukigaugokuoto6「달이 움직이는 소리(月が動く音)」第6巻。(ソウル文化社)。5巻の記事はこちら。ユン・チウン(윤지운)作。
※振り返って読み直すと、割と直前の場面やセリフが常に伏線となっている。今巻もサンホのこれまでの孤独とモノローグが、他者の視線に届いていたことが明らかになり、またサンホ以外の登場人物の会話が、サンホの耳に届いていなくとも、読者にとっては後の展開の伏線にちゃんとなっている。
タオン(태온)はヒロインのサンホ(산호)に「僕たちはしばらく距離を置いた方がよさそうだ」と切り出す。ショックを受けるサンホは、大学の課題、それもグループ発表、(※チームプログラム、略してチームプロ」と言うらしい。ここでは歴史の課題発表らしい)も忘れ、急かされてグループとの打ち合わせをしても上の空。おまけに、手持ちのパソコンが故障と、作業が遅れがち。窮状を偶然聞き付けて、タオンが駆けつけ、なんとかレポートをまとめる。
これで仲直りかと思えば、タオンは、休学して、自分の今後のことを考えたいらしい。サンホも気付いた。「レオ(=레오、タオンの別人格)も結局、タオンを選んだのだ」と。
さらに、課題発表では、サンホの名前も、サンホの担当した資料も一切、外されていた。
※ここからざっと40ページを費やして、大学の「友人」を通じて他者の視線でサンホの孤独が暴かれていく。
先ず、発表資料から外されたのは、どう見てもサンホの様子が無理、だったこと、発表直前にやっと届いた資料も私達の打ち合わせの内容を聴いていない、踏まえていないのが明らかで使えないと判断した。つまり、サンホが使えるから都合よく負担を負わせていただけではなかったのだ。それでもやり方があんまりだ、と食い下がるサンホに、
あなたは私達を「友達」と思っていた?あなたが自分の気持ちをはっきりさせずただ無難に、作り笑いで調子を合わせてきただけ、それに気づかないと思ったの?。あなたの努力は自己満足に過ぎない、そんなことに感謝しないといけないの?はっきり言うわ、サンホあなた友達いないでしょ?
※こんな調子で一気に、淡々とかつ矢継ぎ早に、ずばりと指摘され尽くした。はっきり言ってキツい、痛い展開だったが、それでも「友人」が去るとサンホは、
「皆、タオンもわかっていたんだ、上手くやっていると誤解していたのは私だけだったんだ」と落胆しつつ、タオンの心中も理解した、そして「深い心の底のどこかから浮かび上がってくる解放感」を噛み締めるのだった。
ほどなく、定期試験も終了、冬休みとなりサンホも人目を気にせずに済むようになる。すると、先にもめたパク・ヘリ(박해리、サンホの親友)から会おうというメールが届いた。狂喜するサンホだが、さて彼女の真意は?で続く。
※他にサンホと、彼女が以前入っていた学生寮の上級生の会話で、興味深いセリフ。彼氏彼女と彼氏の男友達の3人の関係について。
「3人で、なかよく親友と決め込んで楽しくやっていける、と思ってる?。日本の小説ね」ポイントは最後のツッコミであることは言うまでもない。

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