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2016年11月

2016年11月28日 (月)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20161128)

Concours7「더 콩쿠르 the concours (ザ・コンクール)」7巻。정설화(チョン・ソルファ)作。ソウル文化社。6巻の記事はこちら
フランス仕込みの新鋭の韓国青春漫画の第7巻。韓国で行われる国際的なバイオリンコンクール1ヶ月合宿制による本選、第四回実技試験、ピアノ伴奏つきの3回目の続き。
主人公の高校生안호경(アン・ホギョン)、一時姿が見えなくなってのピアノ伴奏者、박은석(パク・ウンソク)やホギョンにバイオリンを貸してくれたバイオリン工房の女弟子、이향이(イ・ヒャンギ)が心配するが、ホギョンの親友にしてコンクールのライバル、성의주(ソン・ウィジュ)の実技が始まると客席に現れて、ウィジュを見守った。さらにかつてホギョンの才能を見出した師匠にバイオリンを指導してくれと直訴した。
続いては、まだ12歳の天才少年、ベン・クレイは、周囲をてこずらしながらも演奏は完了。と試験は続く。
そして審査結果は、リサ・ノビア、ダンカン・オーヘイ、アントン・ローゼンウィーラー、ウィジュの4名が残った、がここで、何やら裏で人を使って嗅ぎまわっていたダンカンが、リサ・ノビアの関係者が、審査員の一人と接触、買収していた形跡があると電撃告発。リサの関係者は、バイオリンのコレクターで、狙いはあくまで商品のバイオリンだったので対策に万全を期し過ぎていたのだ。その場でこれを暴露したリサも「私は自分の今の実力を確かめたかっただけ、その目的は達した」とさばさばした様子、ダンカンは、この騒ぎを起こした自分と、当事者のリサは、コンクールを辞退し、残りの6名で改めて試験をやり直し、コンクールを継続すべきと提議し、これは受け入れられた。
つまり、ホギョン、ベン・クレイ、ドナ・レボ、チョン・シャオも再びチャンスが巡ってきたのだ。
※まだキャラクターが描かれていない参加者もいるのでコンクールを通じた人間模様は続く、ということのようだ。

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2016年11月27日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20161127)

Anatadakenoaris8「당신만의 앨리스(あなただけのアリス)」8巻。ソウル文化社。허윤미(ホ・ユンミ)作。7巻の記事はこちら
アリスは(側室ソギョンとして)、昇格する。それがきっかけとなって、韓流時代劇のあらゆるお馴染みの展開が始まる。
これを警戒した後宮とその後見人達。ソギョンを思慕すると同時に王様の右腕である若い官吏。彼とソギョンの仲に嫉妬と疑心暗鬼を募らせる国王。ソギョンが真に密かに思慕していた官吏は依然、表舞台には登場せず。さらにアリスはソギョンの死に、その「遺品」と生前のソギョンを知る侍女の証言などから、事故ではなく他殺疑惑を募らせていく、と諸々の人間模様。
そして、後宮が一気に動く、ソギョンの周りの侍女、官吏らを突然拘束、色々と罪状をでっちあげて拷問に掛けた上で、ソギョンも不義密通の罪状で拘束、拷問の威迫を行うが、ソギョン=アリスは気丈に不当を訴え、屈しない。というところで続く。

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2016年11月22日 (火)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20161122)

Vampiretoshokan5「뱀파이어 도서관(=ヴァンパイア図書館 Vampire Library)」5巻。이선영(イ・ソニョン)作。鶴山文化社。4巻の記事はこちら
前巻の続きで、マノの血を吸った館長は本能が抑制を失い、要するに血の吸い過ぎであわや昏睡状態。眠り続けるマオだったが、そこは物語のお約束?館長がマノの心の中に呼びかけてようやくマノは目覚めた。
次は、司書オリビアの過去。近代英国で娼婦をしていたオリビア、彼女が愛し合った男は、人工的に不老不死の突然変異体を作り出そうとしていたらしいが諦めた。ただ一人の助手、バンパイアと人間の混血の突然変異の青年を残して。その不老不死の青年が、7番目の美食家「FALL」として現れた、長年に及ぶオリビアへの思慕の為に。FALLは自分の体を水に変えることができるが、結果的に司書ルイとオリビアに心身ともにコテンパンにされて完結。
※こういう、ハードに始まってすっとぼけた終わり方をするところが、当世風の漫画だねえ。
次なる、相手は、愛らしい猫に変身可能な二匹の黒ヒョウが現れて夜な夜な人間を襲って食う。そいつらが次の標的をマノに定めた、というところで続く。

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2016年11月12日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:番外篇「Burka Avenger」を教えてくれた評論書(201611012)

Sekaimangasanpo1「世界漫画散歩」1巻。강기린著。이야기의숲(話の森)刊。ライター等フリーで色々仕事をしている著者が地方紙に連載した、世界各国の漫画、アニメーション作品と作者、その政治、社会、文化、歴史的背景を解説したエッセイ。日本でも知られたチェコの人形アニメーター、イジー・トルンカやアメリカのキャラクター、ベティ・ブープのエピソードもあるが、私にインパクトがあったのは本書のラスト、第15章「スーパーヒーロー、ブルカを着る」と題して、パキスタンのアニメーションの最新事情で、イスラムのブルカで全身を覆った女性が、本とペンを武器に、女性、子供、弱者を抑圧するイスラム過激派や悪党の男達と戦うスーパーアクションヒーロー「ブルカ・アベンジャー」だった。まさに韓国が漫画・アニメの「世界」の広さを教えてくれた。調べるまでもなく「Burka Avenger」で検索するといくらでも出てくる。

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#BurkaAvenger パキスタンが生み出した、ブルカを被った女性スーパーヒーロー

世界は広い。パキスタンの事業家でポップスターでもある人が作ったアニメーション「Burka Avenger」は、黒いブルカで全身を覆った女性が、本とペンを武器に、女性や子供、弱者を抑圧するイスラム過激派や悪人と戦うスーパーアクションヒーローとなって活躍する。

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2016年11月 6日 (日)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20161106)

Simuchon4「심청(「沈清」=シムチョン)」第4巻。イ・ソヨン(이소영)作。タイトルは、韓国では誰でも知ってる儒教道徳説話「沈清伝」の主人公の名前。親孝行娘の代名詞。内容は日本語でも直ぐ調べられる。3巻の記事はこちら
3巻の続き、魂の入れ替わった双子の姉妹の屋敷で、イアンにまた別の何かが取り憑いた(あるいは先に憑いていたのか?)。憑依されたイアンは、名を「ヘユン」と名乗った。これは、やはり3巻で、シムチョンの運や才能を試す為に試練を与えると宣言した謎の女性(神仙の類か?)も知らなかったことで、謎の存在らしい。
※3巻の記事では女性の名を「ソア」と書いたが「ソル」の間違いだったようだ。龍王にもソルの真意と動きは不明で手の出しようがない状況。
双子の騒動の方は、これまた朝鮮王朝の隠密らしい人物の機転で、トンヒョン(実はソヒョン)のかんざしを彼女の髪から引き抜いたところ、呪術が解け、取り憑いていた何かが飛び出し、消えていった。事態の原因は、トンヒョンの縁談に嫉妬にかられたソヒョンの憎悪に付け込んだソルによる怪異であり、これがシムチョンに課した試練の一つだったのだが、シムチョン達はまだそれを知らない。
つまり色々謎だらけだが、事件は収まり、シムチョンとイアンは旅を再開、隠密は王朝へと帰還した。この隠密、実は、現国王その人で、先に亡くなった王妃が、トンヒョンと同じような兆候を見せていたから、機転が利いたらしいのだ。国王は、王妃の死について再調査を高級官吏に命じたところ、一人の巫女の名を挙げた。先代王が命じ配置した国家機密を扱う、宮廷内でも秘密の存在としての巫女だというのだ。巫女は王に、王妃の欲望を操った謎の存在の仕業だと告げる。
※この巫女こそ、ソルだった。こうして宮廷内から魔鏡で、国王とシムチョンの動きを観察し、二人の運命に介入している訳だ。
一方、シムチョンは、一年前に盲目の男性が娘を探して漢陽(王宮のある都)へ向かったと聞き込むが、道中またしても様子の変な村に迷い込む。村の男達が夢中になっている妓楼があり、そこの妓女がイアンを誘惑する。

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