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2017年1月 7日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )感想:最近読んだ原書あれこれ(20170107)

Rure26「RURE(루어)」26巻。서문다미(ソ・ムンダミ)。鶴山文化社(純情漫画誌「PARTY」連載中)。25巻の記事はここ
ここからは「翅と印章」篇となるらしい。
※振り返ってみるとこの作者の線も、連載開始当初はまだ少女漫画的なタッチだったが、いまやキャラクターはより省略が効いてカリカチュアライズされる一方、デザインはシュールからハードまで多彩となり変化に富んだダイナミックな「絵」が展開している。
主人公、シン・ハルを喪失したショックを吹っ切るかのように、ついにパイル奪還の反乱軍決起、戦乱の火ぶたを切ったパイルのタマル王子。
一方、黒い翅が背中に現れたショックから彷徨うハルは、ルアー、ハベク(※河伯と書く朝鮮半島では有名な水神)と結婚した翅族の王女を幻視する。王女は、ハルにお前は私の娘だと告げるのだった。
そして、ここで、この物語に新たな一族が登場する。
この世界ルディムナのありとあらゆる現象を観察し、記録する요람(ヨラム)という集団だと名乗る彼等が、疲弊し行き倒れたハルを保護した。
※古今東西のSFやFTに通じた読者ならピンとくる設定だろう。こういう世界の歴史や政治の表舞台には登場しない観察者、記録者という存在が出てくる作品が時々ある。
但し、彼らの記録方法とは、紙やペンではない。超科学的、幻想的な異空間に三次元映像(ホログラフィ)的に記録されているのだ。そしてヨラムはただの傍観者ではなく、それらの記録の調査分析を常時行っている学者、学芸員のような集団だ。彼等に導かれたハルは、自らの出生の真実を見せられる。
母の胎内で双子として生育した子供は、一人はルアーの印章を額に、一人は翅族の黒い翅をつけており、常に呪術的な対決を続けていた、そして、最後は翅族の子がルアーの子から印章を奪い取って、地球の人間の母親の胎内に転生(転移)して生まれた(らしい)。
それが、ハルだ。つまりハルの本体は翅族だが、ルアーの力の比類ない大きさ故に、生存に有利と自然選択的にルアーに擬態した、というのがヨラムの見解だ。
※読者の視線としては、必然的にハルの妹ミルが真のルアーということになる。そのミルの真の力は?翅族の翅を強奪した現パイル王との間に成した子の運命は如何に?となる訳だ。
平静を取り戻したハルは、タマル王子自身がルアーだったのだ、だからハルの記憶を消し、力を封印する魔法も使えたし、완・위라이(ワン・ウィライ)の神殿の最高位、大神女신명화(シン・ミョンファ)との会見内容もある程度は既知だったのだ、と気づいた。
そして翅族の自分がタマルの傍に戻ることはできない、と決心するとヨラムの下で持ち前の適応力で彼らと馴染み翅の制御も習得する。
そしてさらに未知数な自分の力を知る為に独り旅立つ。

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