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2017年12月 2日 (土)

#韓国の漫画 韓国純情漫画( #순정만화 )番外篇:SFから見るアジアの未来(中央大学文学部主催シンポジウム)(20171202)

という訳で、先日に引き続き、行ってきました。今度は、大学主催で、同年代の中国と韓国の女性SF作家の顔合わせで、大きな教室で、高学歴学生・研究者を集めたシンポジウムで、内容もより複雑で高度なものだった。
私の感想は、韓国側代表のチョン・ソヨンさんの方に絞らせてもらうが、
・中学時代、カール・セーガンの「惑星へ」を買う為に小遣い3か月分貯めた。
・初めて翻訳した本は、ケイト・ウイルヘルムの「鳥の歌今は絶え」21歳の時だった(※私も学生時代、ウイルヘルムは好きでサンリオSF文庫の訳書4冊読んだ)。
・SFの未来に対する想像とは、技術予測は小さなこと、重要なのは社会を、異なる世界をオープンマインドで受け入れられる事、異なる世界に対する想像がアジアのSFに重要。
・現実の社会が他国に対する認識を歪めているが、SFならそれを越えられる。
・境界はSFにとっては些細なこと。隣の部屋から他国まで乗り越えて、よりよい社会に導く為に。
・韓国人が、韓国語で表現するSFとは何か?それが韓国人SF作家共通の悩みだ。
第二部の討論では司会がしきりに女性としての、女性ならではSFに対する認識を問いかけるのだが、私の印象では、チョン・ソヨンさんの回答は
・SFが性に偏るのは好くない。性差別は批判されるべきだが、自分のSFは女性的とは思わない。
・弁護士として人権問題に関わっているが、SF小説の執筆とは別に考えている。
※どう聴いても、おそらくチョン・ソヨンさんは自分の書くSF小説では、ジェンダーの問題を扱っているつもりはない。あくまで普遍的な人間のアイデンティティを表現している、という意識のようだ。しかし、これこそが、私だけではない、「作家も読者も女性が多数派の韓国SF小説マーケットのチョン・ソヨンさんの小説」(⇒この事実・現象自体がSFであり、フェミニズムやジェンダー論の研究対象ではないのか)を読んだ時に「外国人」の受ける印象との認識の差、違和感だと思う。

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